10月に入った。
卒論の中間報告(みたいなの)を出さないといけないみたいで
レジュメらしきものと本論第一章をメールで先生に送ってみた。
先生といっても今大学から離れてる先生のほうで(来月帰ってくる)
先月「どんな感じですか?」メールを頂いていたのだ。
…先生、返信遅くなってごめんなさいOrz
送信から一時間後、返信メールがやってきた。
メールには「課題をもう少し絞ってほしいですね」とあった。
うーむ、まだ絞りきれていないのか。
というよりこれ以上どう絞れと。涙。
私が考えてるのは「フォークロリズム概念」を用いたもので
大分県豊後高田市の「昭和の町」をフィールドにしたいな、と。
※フォークロリズム概念とは
民俗学の概念のひとつ。ドイツ民俗学が発端。
「ある民俗事象が本来所属していた文脈を離れた場所で再生されること」。
例えばイベントなんかで演じられる伝統芸能。
もともとイベントとかでは踊られることがなかったものが
イベントを盛り上げるために踊られるようになったり、とか
そもそも伝統でなかったものに「伝統らしさ」というものが付加されて
いつの間にやらそれが本物であるかのように扱われていたりする。
ただ、それらを民俗学における「にせもの」として無視するのではなく、
なぜ伝統らしさを振舞うのか、究極的にいうならば
なぜ現代人が民俗事象を求めるのかを考えるきっかけとなる概念のこと。
まぁやたらややこしいんだけど。
これは私がなぜ民俗学を勉強しようと考えたのかを
再考する上でも重要な概念なのかもしれない。
5日には自主ゼミで発表しなければならない。
院生の先輩方はみんな「つえぇぇ(汗)」からなぁ。
いたるところに突込みがきそうだ。
しかし今日のうちに先生にメールしといてよかった。
とりあえず突っ込まれそうな穴を指摘して頂いたようなものだし。
…それが「課題」ってのがなんだかなぁ
さて、もう一度書き直し作業するか。