Archetype++

写真撮って、日記書いてます。


GXR + GR LENS A12 28mm F2.5

最近、そう、最近になってようやく「まわりの人に支えられてる・助けられてる」という言葉がわかったような気がした。
高校球児とかスポーツマンがこの言葉を言うたびに「はいはいわかったわかったそうですねえらいですね」なんて気持ちになって―ある意味馬鹿にしていたけど―働くようになって、失敗したときにフォローされたりなんだりして、「ああそういうことなのか、支えてもらうってこんな感じなのか・こんなことなのか」とかいうのが段々分かってきた。それまでは完璧超人じゃないけど、「自分のケツくらい自分で拭かなきゃダメ!」「人に迷惑をかけちゃダメ!!」とかいう強迫観念(?)もあって、自分の仕事は一人で全て出来るものだと―いや、一人でしなきゃならないものだと―そう思っていたわけで。極端に言えば「私は一人で生きてきた!ここまで来た!」とか言い出しかねない雰囲気すらあった(まあ、今でもそんな部分はあるんだけど)。

同級生に比べて3年ほど「社会」ってヤツにでるのが遅かった私は、変な万能感を抱いたまま仕事に挑んでいたわけだけど、ほんと、ようやく自分の出来ること・出来ないことがぼんやりと見えてきたような気がする。だから最近、やっと、「人に仕事を任せる」という気持ちになってきた。それまでは先にも書いたけど「(自分で)何でも出来る!」みたいな感じでやっちゃって、結局あんまりうまくいかないこともあって自暴自棄になったりもしたけど、ようやく「ああ、ここは○○さんにやってもらった方が俺よりもうまく作ってくれる」「××さんにやってもらった方が正確に、きれい出来るな」なんてことが見えてきた(と思う)。今頃かよ、なんて言われそうだけど、今頃だからね、恥ずかしいけど。でもこの「出来ること」なんかも、自分が思ってるのと人が見てるのとでは違うんだろうな、なんてことも思ったり。師匠は「そのギャップがね、(自分にとっては)面白いんだよ」とにやりと笑いながら言うんだけど、今の私はまだそのギャップを「面白い」と言えるような心じゃない。そこまでの余裕はないなぁ、正直いって。

人に支えられている分、他の人を支えたい、力になりたい、なんてのが最近の目標。「大丈夫、ここは私に任せてください」なんてさらって言えたらかっこいいじゃない。それが実際どこまで出来るか分からないけどさ、でもその出来る範囲を広げていきたいと思った。それだけなんだ。


もろもろ目処が付いて、家でゆっくり焼酎飲んでたから酒の勢いで普段書かないこと書いちゃった。まぁ、うん、そんな感じなんだ。