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写真撮って、日記書いてます。

知人の命日だった

飛んでゆく

Nikon D80 + Ai AF Nikkor 35mm F2D

 

先一昨日が研究者の先輩の命日だった。

swordfish-002.hatenablog.com

 

といっても、特に何をするわけでもなく、ただあの人はこうだったああだった、みたいな話を少ししたくらいだった。

その人と最後に話をしたのは、研究進捗状況の報告会後の飲み会だったかな。別の先輩のことをえらくぼろくそに言っていたのを覚えている。相当酔っていたようで、まわりからは「あ、これ明日覚えてないパターンだわ」「言わせてやれ言わせてやれ」なんて囃されていた。一人帰っていく後ろ姿を見たのがほんとうの意味での最後だった。

そこから電話とかも無かったし。調子が悪いとかいう話になって1年もしないうちに病気で逝ってしまった。

強烈な人だったから、訃報を聞いたときは悲しみというよりも、言葉でうまく表せないけど、衝撃の方が大きかった。えっあの人が!?みたいな感じだ。

それは今でも続いていて、ほんとはまだ死んでないんじゃないか、ひょっこりどこからともなくやってくるんじゃないか、て思うときもある。

 

で、ここから愚痴。

今その人の研究データも取りまとめているんだけど、肝心のデータがどこを探しても見つからない。代わりに出てくるのは趣味で集められたであろうファイルたちだ。7割方そんなファイルで、研究関連は3割程度。

…先輩…何やってたんすか

報告書用の資料は3割の中から切り貼りして、核の部分を別の人に確認してもらって、そういうつぎはぎで作ることに。いつか私も向こうに行くので、その時に「あの時は大変だったんすよーもうどうしようかと」って愚痴ってやろうと思う。