ここ数日、報告書の自分の担当個所の仕上げのようなことをしているんだけど、 それが全然進まずにいる。
とある海域の航路（主に海運）をまとめようとやっているものの、どうも肝心の資料が出てこない。何年ぐらいから就航して、廃止されたのが何年で、事業者は誰それで、という最低限の情報がない場合が多い。市町村市史でそのレベルだから県史なんてあてに出来ない。執筆陣が地元の人たちだから、あまりに身近すぎて対象とならなかったんだろうか。あるいはそのような人たちでも、複雑すぎたせいで書けずにいたのか。
確かに、断片的な情報を集めていくと、明治大正期に無数の海運業者が濫立して、おまけに航路も同じものだから、無銭運航したり、あげくには客の奪い合いが発生してとっくみあいのケンカまで起きたことがわかっている。ただ、こういう情報はどこまでいるんだろうか。取捨選択が非常に難しい。
まあ書くだけ書いて、「これいらんわー」って言われたら消せばいいか。
9日が最後の打合せと内容の詰め合わせ。それまでに固めていかなきゃ。
