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写真撮って、日記書いてます。

御苗場 vol.19 関西に行ってきた

写真展「御苗場 vol.19 関西」に行ってきた

こないだの11月3日(木)に「御苗場 vol.19 関西」に行ってきました。会場はデザイン・クリエイティブセンター神戸。

www.onaeba.com

6日までなので早いうちに見てこようと思って初日に行ったら、逆にスカスカでした。もうちょっと賑やかかと思ってたんだけど。

御苗場に行ってきました

iPhone5s

もらったパンフと「こたべ」。会場内でスタンプラリーが開催されていまして、その全てをクリアするともらえるというもの。各日200個限定らしいです。

中の人

iPhone5s

あ、私です。GRユーザーのブースも出ていたので、そこで撮影。我ながらアホなことをしてる気がします。同行者も爆笑してました。

そもそもGRユーザーじゃないけどな!GXRユーザーでGR LENSユーザーだけどな!

感想

事前審査なし、という写真展なのでいろいろな手をつくした写真が並んでいたんだけど、どうもねー「誰かの焼き直し」みたいな写真がちょこちょこありました。撮影対象とか方法とか、コントラストとか彩度を極端に増減するとか、「どこかで見た写真」ぽい感じで調整してあって。なので写真を見ながらオリジナルとは、模倣とは、デジタル化時代に意味を成すのか、と考えてました。私も時々やってしまいがちなんだけど、人の作った式に乗っかって撮影するのすごく楽だもんね。「こうすれば〇〇っぽくなってウケるんじゃね?」みたいな。オリジナルって何なんだろうね、ほんとに。

展示の方法についても考える部分が多いなと思いました。システマティックに整頓した形で展示してあるブースもあれば、タペストリーに印刷してきたのに、それを直前まで巻いていたのか一昔前のテレビで見る映像のような(走査線が見える)写真になっているブースもありました。出展した方はあれで良かったのだろうか、それともそういう写真ということにしたかったのか。いまいちよくわかりませんでした。

一つ言えるとしたら、写真ってプリントしなきゃダメですね。特に大きく引き伸ばしてやるとまた見方も変わってくるというか。今度からやってみようと思います。

そのほか

そうそう、会場ではニコンやオリンパスやフジフィルムがブース出してました。オリンパスは最近のデジタルPen-Fの体験もやってました。そういやこのカメラにも「60年代末モード」載ってたな。森山大道とか中平卓馬とか、あんな感じにあるモード。

先人が「ああでもない、こうでもない」なんて言いながら編み出した手法が、今や簡単に利用できる時代だもんね。なんだかすごく不思議な気持ちになります。

 

という長めの感想文でした。こういう展覧会もっと見に行きたいし、撮影者に会ってみたいな。