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最近パンケーキ日記になりつつあるな…。
というわけで、元町・旧居留地にできた『ヨーキーズブランチ』にパンケーキ食べに行ってきた。
なぜか中華のお店の方がでちゃうけど、このビルの地下1階。
一言で感想をいうのであれば、「パンケーキはうまいが接客等はあんまりよくない」につきる。
パンケーキは3枚で1皿。とてもふわふわでお皿揺らすとぷるぷる震える。だからといって、ナイフで切ったときに中からだらりと出てくるわけでもなく、ちゃんと固まっている。何これすごい。すごいおいしい。勢いに任せて食べていたらものの10分で完食してしまった。
ただね、パンケーキの出来がいいだけに、それ以外のことが気になって残念なのよ。箇条書きにしてみるとこういう具合になる。
・接客がひどい
店員どうしで談笑していて、お客さんが呼んでるのに聞いてないとか、誰も客の方見てないから手を上げても気づいてもらえないとか、そういうの。あれはおそらく店内に流れる音楽の音量が大きいのと、客がひしめき合っているからというのがあるだろう。気を利かせてあちこち見てる人、こういうお店はたいてい一人二人いるんだけど、そういう人皆無だったな。厨房の方からも料理ができた合図のベルが鳴りっぱなしなのに取りに行く人がいなくて、ていう場面もあった。お店の面積のわりに店員が少ないというわけでもないのにな。
私たちの席を挟んで右側の人が店員を呼んでるのに、左側の席を片付けている2人組の店員は談笑していて気づかずそのままお皿類持ってバックヤードに下がっていった、なんてのを間近に見てしまったからな。あれもしかしたらわざとやってるのかも、なんてことすら思っちゃうんだよね。
半分接客業している身としては反面教師としようと思った。
・隣の席との距離が近すぎる
2人がけの席を店内にたくさん用意しようとしたあまり、隣の席との距離が近くなりすぎている。だいたい45センチくらい。人間一人分の幅かそれに満たないくらい。なので隣の人が注文したものがまる見え。我々の隣に座ったおばちゃんたちなんかのぞき込むようにしてこっち見てたし、パンケーキ見ながら「あれプレーンやろか…?」って話していた。そう、隣の席の話までまる聞こえだ。ゆっくり食べることもできない。
・焼き上がりに30分近く待たされる
メニューにもそのことが書いてあるけど、パンケーキ注文してから運ばれてくるまでだいたい30分くらいかかる。我々も「まさかそこまでかからないでしょう、混んでるとかそういうときのための文言なんじゃないのー」と油断してたらほんとに30分くらい待った。ドリンクをパンケーキと一緒に出してもらう注文をしててしまうと、その間ずーっと隣の席の人の視線を感じつつ、お冷や飲みつつ過ごさなければならない。待つのは別にイヤでも無いんだけど、見知らぬ人の視線を受けるのは最悪。
たぶん柔らかい状態で焼き上げるのに超弱火か何かにするんだろう。だから他のパンケーキ店より白いのかも。
・価格が高い
パンケーキ一皿1200円近くという超強気。しかもドリンクは別料金でだいたい450円程度。セットメニューを探したけれど見当たらなかった。これ家族で行ったら一食でそれなりの出費になる。なんというか、三宮や元町周辺で生活している人にとっては普通に払えるのかもしれないけど、ちょっと外れたところから食べに来た身としては、もう一度行こうと言われても躊躇してしまう。実際同行者も「いやー…ここはもう行かなくていいや…」て言ってたし。
「おしゃれ」にステータスを振ってしまったせいで、残念な感じになってる気がした。話題づくりのために1回程度なら行ってもいいけど、それ以降は別段行かなくてもいいかなという感想だ。この周辺はもっと安く早くパンケーキが出てくるお店があるし、内装もレトロで穏やかに過ごせるカフェもたくさんある。早い話、元町周辺に散らばるレトロな喫茶店が好きな我々にはあわなかったのだ。それだけなのだ。