Archetype++

写真撮って、日記書いてます。

人数ではない、とはいうけれど

野草を見つめたくなるときもあるのさ

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担当した展覧会が不入りだと、ちょっと自信がなくなります。

いや、ちょっとどころではなく、だいぶ。だいぶ自信なくなります。

よく博物館の概論とかの教科書には「入館者数ではなく、、、」みたいなことが書かれていますが、それでもやはり数字というものは現実を見せてくるので、正直なところ嫌になります。特に昨今は「コストパフォーマンス」とかそういうのがものすごく叫ばれるので、人間入ってなんぼ、みたいな雰囲気が全体的にあります。費用抑えて入館者増加ってなればいいんだけど、そう簡単にいかないからみんな困って頭抱えて、その地域と全く関係ない展覧会開催するわけだよ。サブカル系のものは特に人が入るからいたるところでやってるのはそういう部分もあるわけです。アニメとかゲームとかそういうのも人気。あとは猫。猫は強いよ本当に。

でも「地域博物館」てのを考えると、地域の文脈から外れたものを展示するのってどうなんだろう、っていう。まあわたしの勝手な妄想ですけど、そもそも「地域博物館」っての自体が幻想だったんじゃないか、なんてことも最近考えたりしてます。

話戻って入館者数。これから噂の10連休で多少は上がるのかなと思うのですが、果たしてどうなるか、そもそも外出先の選択肢に博物館って出てくるのかどうかも含めてドキドキしてます。