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写真撮って、日記書いてます。

何十年か後のための日記を今書いている

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緊急事態宣言の対象地域になってしまった。そうなるだろうなとは思っていたけれど。それでも仕事はあるわけで。住んでる自治体の反応が鈍いので、何がどうなるのか今のところ分からない状況。ただ、店舗の休止とかそういう情報はいろいろ入っていて、大丸だとか駅の商業施設とかも軒並み休みになるらしい。外に行くことが楽しみのひとつ妻は「どうしよう…」と凹んでいる。服とか靴とか見たいわな、そりゃネットで買えるけど、現物見たいもんな。

引きこもって何かすることに慣れているわたしのような人間は、不要不急の外出を避けるような今の状態はあんまり苦でもないし、いろいろ家の中でやることがたまってるのでむしろ早いとこ引きこもりたくて仕方ないのだが、妻のように外でいろいろ見聞してストレス解消につなげているような人にとっては苦痛でしかないだろうなと思う。好きな映画鑑賞も舞台鑑賞も中止になってしまったからちょっと気落ちしているようだ。HuluやAmazonプライムがあるじゃないか、というわけにはいかないのだ。

要は、それが主目的のひとつだけどそこに付随する「いろいろ見聞して新しい情報を仕入れる」ことが、そのプロセスが重要なわけ。それができないのはつらそうだ。

継続期間は1か月ほどらしいが、それでもどうなるか分からない。ずるずる延長するような気もしている。

緊急事態宣言から1日目。通勤のバスが空いていて楽に乗り降りできたのはうれしい。街は静かであるが、車は多い。すぐに何かどうなるという判断もないので通常どおり出勤。入学式に向かう新一年生とその親御さんを何組も見かける。この子たちが大きくなったとき「君たちは覚えてないかもしれないけど、君たちが小学1年生の時は緊急事態宣言というのが出されて、街はこういう状態になったんだよ」と説明できるように、今から資料収集していた方がいいような気がしている。少なくとも、わたしは振り返ってどういうことになっていたかが端的にでもわかるような日記をつけていきたいと思う。何十年か後のための日記を今書いている。

日記、実は面白い資料なんだよね。出てくることはほんとに少ないし主観的な部分が強いからって批判もあるけど、あれこそ生身の人間の感じが出ているし、当時を生きた人の考え方が見えてきてすごく面白い。ただ、出会える機会も少ないけど。

でもブログが出てきた現代なら、今なら日記書き放題じゃないか読み放題じゃないか、てことでなるべく書ける範囲で書いていきたい。仕事の関係でできた友人は今日から自宅勤務だとメールに書いてあった。わたしもおそらくそうなるに違いないのだが、まだ上からの指示が来ない。次が無事に開催されるものとしてイベント案をいくつか作成する。