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写真撮って、日記書いてます。

仕事は停滞してても、腹は減る

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342日目。仕事の日。

穏やかに仕事をしたいのだが、気持ちは叶わず…というかこの数年落ち着いて仕事ができた気がしない。何でか右から左に、左から右に何かを投げては受け取り、受け取っては投げて、ていうのをやってる気がしてならない。進んでんのかなあ、なんて。なんせ仕事相手が東京のところなのである。緊急事態宣言がまだ続いている以上、大々的にこちらから動くわけにもいかないし、メールと電話でやりとりするしかないが、今まで一度も相手がどんな人なのか顔すら分からずに仕事しているから、時々ものすごく不安になる。本当に相手の方は実在しているのか…電話に出てる人は担当の名前を語る別の誰かなのではないか。なんて。ここまでくると少々SFめいてくるわけだが、ここまで対面で打ち合わせできていないと心配になるわけである。そのうち共同幻想的企業を作り出していて実際はそういう会社はなかった、とか、そういう展開ないだろうか。名探偵コナンの黒の組織が実はそうだった、みたいな妄想をどこかで読んだが、それはそれで面白いかもしれない。みんな組織があるものとして潜入してるけど実際は潜入していた人たちがあるものとして思い込んで作り出していた組織だった(うまく言えないけど)ていう話。いろいろな話に応用できそうではある。ただ、一回だけだろなあ使えるのは。

そもそも、打ち合わせができていないので取り組むべき仕事内容の全体量が見えていない。ぼんやりした霧の中を歩いて山に登っていくような感じである。ゴール地点が山頂だとしたら、今はまだすそ野をてくてくしている程度か。山の高さがどのくらいか分からないし、分け入っても分け入っても山、そんな感じなのである。曖昧な、簡単に言ってしまえば「雰囲気」で仕事をしているのに近いのかもしれない。大丈夫かこれ。正直言ってしまえば不安のほうが大きい。Zoom等のオンラインでやるのもありなのだが、先方の都合もあるのでどうやら難しい部分がある。そうこうしている間に開催の日程も近づいてくるからどうしたもんかなあ。4月に入る前にはなんとかしたいが、自分だけではどうしようもない部分が大きすぎて手の施しようがない。結局今日も自分だけでできるところを少しずつ進めるくらいだ。薄氷の上を歩くような、霧の中の山道・隣は谷底みたいなところを進むみたいな、そんなのがまだまだ続きそうである。もうそろそろそれも限界になってきている。ヒヤヒヤしながらの仕事ほどしんどいものはない。

とまあ愚痴っていても始まらないからなんとかふたつだけ原稿を仕上げた。自分の中で書き上げただけの段階なので、これから職場の人に見てもらって修正して、ていう流れだ。その後いくつかチェックが入ってそれから…とまあやはり何においても時間がかかる。これでも早め早めに動いてはいるのだが。なんともうまくいかないものだ。仕事は停滞してても腹は減る。とりあえずは飯食べて、次のことを考える。