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写真撮って、日記書いてます。

「頼むから出んといて下さいよ」を心の中でしか言えない

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383日目。仕事の日。

やっぱりなあって感じで緊急事態宣言が出るようだ。

自分の勤め先も軒並みイベント中止になる方針だが、どの程度までやるのか、全体を閉めるのかそれともイベントごとだけを中止にするのかはまだ分からずにいる。

ただ、以前から書いてるように在宅勤務とかは無いだろう。人の動きを止める、とかいうことで大阪の知事がかなり息巻いてるからそれに追随するとは思うけど、なんせうちわ会食をやってねとか言い出す人がトップにいるところだからな。何が起きてももうわたしは驚かんぞ。うちわ会食はさすがに呆れたけどさ。

んで、こういう時期に限って来週末に出張しなければならない。おいおい、マジかよ…でも行かなきゃ話が進まない案件なのだ。すでに交通手段の予約とっちゃった。オンラインでのミーティングでもいいんだけどなあ。

でも実際に現地の展示の様子を見ておかなきゃ話が進まない。ジレンマ。

実際、それを開催するのが今年の夏なんだけど、その時期での開催も不安になってきている。夏場はそこまで感染が広がらなかった昨年に比べて、今年は変異株が出てきているからどうなるか実際のところよく分からない。インドで広がっているやつってよく考えたらあんな熱い地域でも広がってるわけだから、日本の夏くらいの暑さでは何ともないのでは、とすら思えてしまう。活動が鈍くなるとかいう話もあったけど、あれはとうの昔の話なのだろう。このあたりは科学的な見地からのコメントが出てくるのを待つしかないが、そうやって地域に適切な形に変異するのだろうか。なんていうか、不思議である。

そういう状況なので、朝から問い合わせの電話が非常に多い。開いているのか、開いているのであれば見に行きたいが混雑しているのか、今から行っても大丈夫か…緊急事態宣言の前に毎回起こるいわゆる「駆け込み」である。最初の時も2回目の時もそうだった。最初の時は休館中ですら「今日はやってないの?」ていう問い合わせが多くて、電話線抜いたろうかなんて思うくらいだった。

基本的な対策、不要不急の外出とかいうやつは、もはやあってないようなものだ。最初からそうだったのかもしれないが。そして問い合わせの主はだいたい高齢者である。「頼むから出んといて下さいよ」と某サクラみたいな回答をしたくなる。「開館してるから来たんや」と言われればそれまでだけど、なんて言うか、こっちだってできれば閉めて何とかしたいけどそうも言ってられない部分もあるので「お願い」という立場にならざるを得ない。

だいたい、そんな駆け込み状態の混雑で密になって感染が広がったら元も子もないのだが…いつもの便利な言葉「なんだかなあ」としか言いようがない。

便利な言葉だな「なんだかなあ」って。

発出の宣言が20時くらいらしいが、それを受けて行政があっちゃこっちゃで、わたしたちのところに基本方針が下りてくるのは週頭くらいになるのかなという話を職場でしていたが、要するにそれまでは宙ぶらりんである。内容が分からないまま2日間ほど過ごさなきゃならないのだろうか。閉めるのであればそれ相応の準備があるし、またしてもその間の「駆け込み」が増えそうで怖い。「頼むから出んといて下さいよ」を心の中でしか言えない。

 

つらいな、まったくもって。