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写真撮って、日記書いてます。

寄生虫のおかげでカレーにありつく

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735日目。仕事の日。

昨夜の出来事。

一昨日買ったタラの切り身をムニエルにしようと妻がフライパンで焼いてたら、切り身のパックに細長い虫がいたという緊急LINEがやってきた。しかも動画付き。

おおう、話には聞いたことあるけどマジで寄生虫いるのか。

かなりの確率でウネウネ動く細長いやつだった。つまりこの切り身は鮮度がよく、特にこれといった薬品処理もされてない安全なものだ、と、見方を変えればそういうことも言えるが、いやしかし実際自分の目の前に出てくると「うーわー」ってなる。

いわゆる文化財害虫を写真付きの図鑑で見ても対して何も思わなくなった人間なので(ゴキブリの写真見ながら飯は食えるレベル)その辺の耐性はあったかと思っていたが、寄生虫のやつらはまだダメだったわ。

すでに焼きあがっていた切り身も、もしかしたら中に潜んでるんじゃないかという話になり、結局ごめんなさいと処分することにした。無論、寄生虫君も処分である。

ムニエルを捨てるというのは、つまり、晩ごはんがなくなるという話なのだ。

さてどうするか。コンビニ飯を買いに行くか、家にある他の材料で何か作るか。妻もわたしもこの騒動でやる気がかなり削がれてしまった。

どうする?どうしよっか?のラリーが数回続いて、そうだUber Eats使うか、という話になった。それが決まってから、今度は何食べるかでまた迷うことになる。なんせ近所の複数のお店がいつのまにかUber対応していて、選択肢が以前より増えていたのだ。

ひゃー。食べる側としては選択の幅が増えてうれしい反面、決断も難しい。優柔不断な我々は結局リストを2周した。

その中で、かつて何度か足を運んだことのあるインドカレー店が対応しているのを発見。久しぶりにここにしようか、と注文した。そして思い出す。そうだここはインドかネパールか分からないけど現地出身のシェフか店主か誰か分からないけどかなり気前のいい方が運営しているお店なんだった…!と。

気前がいいというか、豪快というか。

とにかく量が多い。利益出てるの?大丈夫?ってくらい。

セットメニューを注文したけど、内容がサラダ、チキンティッカ、カレー、チーズナン。このチーズナンがチーズナンというよりもピザに近いんじゃないかってくらいのサイズかつ厚み、生地のもちもち具合である。店舗に行くと三角形だけど、デリバリーだと円形。これがまた出来立てのアツアツのままやってくる。

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カレーは中辛に。ジワジワ広がる辛さ。流行のスパイスカレーとは違う、遅効性カレーだ。妻がカレー1種類(ほうれん草)、わたしがカレー2種類(バターチキン、シーフードマサラ)付けられるセットにしたので都合3種類食べられる。

楽しい。

人によっては、カレー2種類のセットにナンを追加して、2人前を安く注文する手を使うらしい。「おすすめ」としてナンが出てきたのでなんとなく理解した。

結局、ナンを食べ終わる頃にはカレー1種類しか食べきれなかった。妻はナンを半分残して今日のお昼ご飯に。かくいうわたしも何とか食べきったという感じで、しばらく「おなかくるしい…」と上を向いていた。久しぶりに満腹をひとつ超えてしまった。

このお店はいつもこうなる。コロナによる影響も感じられず、気前の良さは変わってなかったのが分かったのは良かった。次いつ頼むか分からないけど、それなりにお腹空かせておかないとしんどい。

でも、次の日つまり今朝はお腹がぐーぐー鳴ったわけで…人間とは不思議な生き物であるなあ。

あと、どのスパイスの影響なのかよく分からないけど、カレー食べたらとても血行が良くなって寝るまで全身あったかかった。何より朝の目覚めがすごくすっきりした。ありがとうインドかネパール出身の料理人たち。そうか、わたしに足りてないのはこのスパイス力か。これは定期的にカレー摂取したら体にいいかもしれない。

寄生虫に感謝しなきゃ、だ。あいつが魚トレーにいたおかげで、自分の体調改善方法らしきものが見つかった。風が吹けば桶屋が儲かる的な。いや違うか。

ちなみに今日の夕食は塩サバを焼くらしい。さすがにもういないと思うけど、同じところで購入したものだから気になるっちゃ気になる。どうなんだろ。あるいは全然別口で、もうすでにわたしの体内に寄生虫がいたりして…それは嫌だなあ、でも人様に比べてお腹ものすごく減りやすいんだよなあ…ちょっと不安だ。