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写真撮って、日記書いてます。

ひとつ先、が気になる

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1132日目。仕事の日。

職場近くのバス停、つまりまあいつも降りる場所ってのがあるんだけど、そのひとつ先がどうなっているのか知りたいのが最近の大きな欲求である。大げさかもしれないが、普段使っているところとはひとつだけ離れた場所がどうなのか。周りに何があって、どんな風景をしていて、どんな建物があるのか。知りたいけど知れない、そういうのが続いていて気になっている。

それだったらバスでそのまま乗って行って、その先で降りればいいじゃないか。定期券で降りれる範囲だし、ひょいっと降りて確かめたらどうだろうか。という声があるかもしれない。

そうなんだよ。

わたしもそうやって、いつものバス停のみっつ前あたりに来たら「よし、今日こそひとつ先に行くぞ、ひとつ先で降りるぞ」と思うんだけど、それが進んでふたつ前、ひとつ前あたりまで来たら「いやーやっぱ今日は止めとくか」「ほら、この調子だと始業時間との関係からちょっとマズいし」「朝から予定入ってたから今日は取りあえずいつものところで降りて職場向かうか」と急に冷静になり、結局はいつものバス停でいつものように降りて、道をてくてく歩いて職場に向かう日々だ。毎日の動きからの逸脱ができない。今日も「今日こそは」と思っていたのに、「そういうやアレ朝からだったな」という案件を理由にしていつものバス停で下車した。相変わらずのヘタレ具合に自分でも苦笑いするしか無かった。

もっとも、次のバス停がどのくらい先にあるかもよく分からないというのもある。

等間隔で設置されていたのが、急に間隔が広がったりするところあるでしょ。バス停って。もしひとつ先のがそれなりに離れた場所にあったとしたら。いざ元の場所へ戻ろうとしても時間がかかる上に、職場との距離も変わってしまう訳で。

遅刻とかそういうのが起こりうるのは避けたい。

「おそらくあの辺かなあ」というものは見えているものの、実際にそれで合っているか自信は無いのである。それを確かめるためにも、ひとつ先のところで降りることをしたいワケだが、上記の話に戻るのだ。

ちなみに、Googleマップでルート検索したところ、ひとつ先で降りて歩いた方が職場に近いらしい。それも本当なのか。最近は少なくなったけど、今でもたまーに変なルートとか時間を出すでしょあのサービス。それが本当に合っているかどうか、自分でも確かめたいと思っているんだけど、一歩が踏み出せずにいる。

だからといって何もない日、つまり休みの日にわざわざ電車とバスを乗り継いでひとつ先を確かめに出てくるというのも、話としては面白いけどちょっとナンセンスというかしんどいような。だいたい、確認したら「さて…帰るか…」となるだけに違いない。時間がもったいない。

平日の何も急ぎの仕事がない日に、ちょっと遅めで出勤しても問題ない日に乗って行くのが無難だろう。

問題はそれがいつになるかだ。今朝もダメだったし、明日もダメかもしれない。明日は朝から特に予定も入ってないから行けそうな気がするが、いや待てよ明日のメイン仕事の準備があるじゃないか。いつもの時間に出てきて準備して、てやつ。それがあるなら寄り道はできないなーというのを一瞬で思いついてしまって、ああやっぱダメじゃんと凹んでいる。

いつの日か、ひとつ先がどのようなところか分かる時が来るだろうか。自分でも分からない。