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「明日のパン」というのが関西の主婦の口癖らしい。
というのをケンミンショーか何かで見て「そうなんかなあ」と思っていたのだが、そういえば妻も買い物に行くたびに「明日のパンどうだっけ?」「明日のパンはまだあるから買わなくていいや」と、とにかく「明日のパン」を気にしている。
あんまり意識したことなかったけどそういやそうだったわ。
というのをテレビで見てから改めて気づくというね。初めて気づいた時は「おぉ…!!(ほんとに言うんだ!!)」とちょっと感動したのを覚えている。何の感動かは知らないが。
で、彼女曰く「だってほら、明日のパン無かったら困るでしょ朝ごはんに!」とのこと。確かにそうだけど、そこまで連呼するようなものなのかとも思う。
翻ってじゃあ九州は、熊本や鹿児島はどう言ってたかを考えてみるけど、やっぱり「明日のパン」だな。これ以上の最適な言葉が無いわ。
そして、その「明日のパン」こと今朝食べる分が無かった。木曜の時点で買い物に行けばなんとかなったのだが、しかし昨日が寒すぎた上に買って帰ることもできなかったので、今朝の分はストックなし。
さてどうする。
そんな状況なので急遽今朝はご飯にした。昨夜のうちに炊いて冷凍したものを食べる。冷凍ができるようになったのでほんとに助かっている。
流石にご飯だけではちょっと物悲しいので、味噌汁と卵焼きを作った。適当な感じなので味噌汁も具材は適当。冷蔵庫にあったしめじと、エノキと、あと乾燥油揚げ。この乾燥油揚げが汁気を吸ってしまって、気づいたら味噌汁の量が少々減ってしまった。その状態で味噌を入れたので若干味が濃いめになってしまった。
まーしゃーない。
卵焼きは割った卵のうちひとつが「双子」、つまり黄身が2個入っていて、ちょっとラッキーだった。テレビとかそういうので見たことあるけど、自分のところにそれがやってくるのは初めてだったのでびっくりした。ほんとにそういうこと起きるんだ、みたいな。
昨日から身の回りで不思議なことが起きまくっているので、もしかしたらこの双子もそうかもしれない。
今日は早朝に出る必要があったので5時半に起きて料理してそれ食べて、と、ちょっとバタバタだった。仕事する前から少々疲れた感じ。
ご飯はお腹の持ち具合がいいようで、いつもだったらお腹空かせる時間帯もそこまで空いて無かった。不思議である。これはまた定期的にご飯の日を設けてもいいかもしれない。
そう思ったけど、じゃあおかずとかどうしよう、味噌汁何にしようなどというのが瞬間的に頭をよぎって躊躇してしまう。インスタント味噌汁にするのもちょっと味気ないなと。
あれこれ今日やってみて分かったのは、やっぱりパンはある程度楽チンだということ。汁物なくても大丈夫だし。栄養はともかくパンとコーヒーだけでも、なんか落ち着いて食べれるからな。これだけ手軽なら、そりゃ「明日のパン」に頼るのも頷ける。
ところで、我が家やに「明日のパン」は補充されたのだろうか。無かったら買って帰るか、もしくは明日朝ごはんをどこかに食べに行くか。とりあえず後で聞いてみよう。そんなことを考えながら昼ごはんを買いに行ったらパンだらけになってしまった。カレー食べようと思ってたのにな。