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写真撮って、日記書いてます。

家で映画を観たくない

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Nikon Zfc + Nikkor Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

ひとりで映画を観るのだったらいいのだが、わたしが観ていると隣に妻が座ってきて同じ映画を観るケースがある。これが結構しんどかったりする。

わたしはとにかく画面に集中したいが、妻としては「ついで見」みたいな立場で、そんなに興味もないけどなんかこの人が観てるのを観てみるか的な感じになるケースが多い。

こうなるとね、厄介なのよ。

なんせ解説とかそういうのを求められるから。

「今のどういうこと?」とか、いや前段観てたらわかるよ的な感じのことを解説しなきゃならなかったり、映画の状況を口に出したり「あ、爆発した」「沈んじゃった」とかそういうの。んで一番嫌なのはそういうのをしてたかと思うと急にスマホ触り出して明らかに「飽きました」感を出すところだな。

つまり、テレビを明渡せという無言の圧力に近いことをするわけで。

ここまできたらもうわたしは映画を止めて「あ、好きなの観ていいよ」と明け渡している。結婚してからそんな感じで、映画を完走した試しがない。

反対に、彼女が観たいという明確な意思があるものは頑として譲らず、集中して観るのでこちらとしてはたまに観たくない映画に付き合わされるという現象も起きる。あードラえもんくらいか一緒に見て完走できたのは。なんか知らないけどそういうのならお互いの領分を侵食しないのか完走できるんだよね。不思議。

だから最近は映画をほとんど観ていない。録画したけどまた今度観るわーでHDDに溜まったものがたくさんある。んでそれを早く消化するか消すかにしろと言われるわけだ。ドラマが撮れないと。

Blu-rayに焼き出せないHDDのみのレコーダーなので妻が半永久保存としている映像がたくさんあるのだが…いや明らかに観ないでしょうが、というドキュメンタリーとかも残されている。もっとも、そっち消した方がと口が避けても言えない。

さておき。

こないだあった『紅の豚』も同様な感じであった。静かに見たい派のわたしと、とりあえずテレビでやってるから一緒に見てみるかの妻。彼女は一応前にも見たことがあったらしいけど、完走できなかったらしい。

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「なぜ豚なのか」の一点が気になって仕方が無いし、物語中の人からポルコがどう見られているか知りたいし、元に戻るのかも気になってしまうから物語がそれどころじゃ無かったという。「そういうもんだ」と何気なく受け入れて観ているわたしとしてはその視点が意外だった。「そういうもんだ」では何となく納得できないというので、わたしも多少のジブリ知識で答えたが、あの映画ってそこまでする必要あるのかなとも思う自分もいて妙に疲れてしまった。

そういうわけで、せっかくAmazonPrimeに加入しているのに観たい映画もじっくり見れない生活が続いている。スマホに転送して観る方法も分かるけど、「移動中に観る」のができない性分だし画面小さめだから何か観る気しないんだよね不思議と。せめてiPadくらいの大きさであればまだいいんだけど(要するにiPad欲しい)。

まあとにかく、じっくり映画が観られる日がいつ来るか。今のところ分からないや。

…疲れるとどうしても愚痴が出てしまうな。よくない。