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3ヶ月ぶりに髪を切りに、義弟の務める美容院へ行ってきた。家からそこまで約1時間半。時間が取れなかったのと、彼も人気の美容師になってきたようでなかなか予約が取れなかったのとあって、気づけばずるずると先延ばしにしてしまった。結果、3ヶ月もほったらかしにしてしまったわけだ。
…そら暑いよな。おまけにわたしの髪質は伸びれば伸びるほどクセを出してくる厄介なクセ毛だ。プラスここ最近の高湿度を吸ってしまい、ちゅるんちゅるんとあちこちを向いてしまう頭になっていた。仕事の時はせめてあちこち向かないようにワックス使ってある程度なだめていたものの、それでも言うこと聞かない部分もあったし、結局毛量は変わらないのだから暑いものは暑い、という地獄みたいなことになっていた。
よくまあこの状態で6月を過ごせたな。義弟にも「だいぶもっさりしてますね」とまで言われるくらいだ。
3ヶ月というのはアレだ。最近はアプリから予約できるので重宝してるのだが、その履歴を見ると行った日が3ヶ月ちょい過ぎと表示されたのである。あらまー。まあでもなんというか、自分の感覚的には1ヶ月前くらいの感じなんだけど、どうもそうじゃなかった。
んで、彼に任せてサクサクと切ったり染めたりしていたのだが、さらに動きが洗練されているような気がしたし、なんかさらに上手くなってるんじゃないかって感じがした。だって彼とワハハな話をしている間にあっという間に終わってしまったから。体感30分実質60分。手際よくやってもらえたし、何より頭がかなり小さくなったのがありがたかった。切る前の1/3、というとかなりオーバーだが、気持ちとしてはそのくらい小さく軽くなった。いつものことながら「もっと早く来るんだった」なんて思うわけだが、なかなか難しいよなぁ。せめて2ヶ月とかそのくらいで行けたら良かったか。これからはなるべく頻度上げて行けるようにしよう。1ヶ月に1回とか。
スッキリした気持ちでそのまままた家の方向の電車に乗ったのだが、どうやらだいぶ先の方で事故が起きたらしい。これはダイヤ乱れて全部遅くなるパターンや！と慌ててやってきた電車に乗り込んだ。始点終点が一本道なのでどこかで事故が起きると逃げ場がないのですぐにダイヤが乱れる。だから毎回この線に乗る時は祈るような気持ちなのだが、帰りはそれが通じなかったみたいだ。
帰る途中で見た海が眩しかった。せっかくスッキリした気持ちだったのにな。いつ電車が止まるかとヒヤヒヤだった。うーん、新規に店を開拓すべきか、いや彼の技術が自分に合ってるから行ってる訳だから、新しい人が自分合うか分からないし。
そんなモヤモヤを、帰りながら考えた。
