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お米のストックが切れてしまった。
うちは5kgを夫婦ふたりでだいたいひと月かけて食べている。こないだ買ったのはコシヒカリだったのだが、値段はやはりそれなりにしていた。例の備蓄米騒動で今回値下がりしてるかなー?とお店を覗いてみると、全然変わってなくて、そりゃあまあそうだよねと。
備蓄米は売られているものの、売れ行きはあまり良くないようで在庫が積み上がっていたし、他の銘柄も同様に積み上がっていた。あれだけ大騒ぎになっていたのに、なんだが一気にダブついたように思える。もう少ししたら新米の季節だし、どうなるんだろうなあと思いながら次にどのお米を食べるか考えていた。
そもそも、こんなふうに選べるってのがありがたいことだなあと。
それで、どうしようか迷った挙句、あえて海外産のお米を買ってみようと。店頭になんと台湾産の米が並んでいたのである。ほほう…。
台湾の米。台湾に行った時にルーロー飯とか食べたけど、美味しかった記憶があるので日本のものとそう変わらないだろうと判断して買うことにした。国産に比べて若干安いのも良かった。
我が家には炊飯器が無くて無印の土鍋炊飯器で炊いているのだが、今回もその方式で炊いてみた。
と書いたけど、今回炊いてくれたのは妻である。浸水、炊き方それぞれ国産米と同様にやったところ、ちょっとパサパサした感じになっていた。粘り気はそこまで無かった。
どうも水が少し足りなかったのかもしれない。あと、土鍋の火加減がちょっと違っていたとか、そういう細かいところで現地と違っていたのかもね、みたいなことをふたりで食べながら話した。それにあちらは「汁かけ飯」なところあるから(ルーロー飯は豚肉そぼろの煮込みがご飯にかかってる)あまり気にならなかったのかもしれない。となると、牛丼とかそういうのを食べるのにもいいかも。
もっとも、そういう状態の国産米炊き上げになってしまったことあるので(わたしがやると火加減が強すぎるのかもしれない)、それと変わらないのかなと。つまりまあ、国産米とそう変わらずに食べることができそうだというのがよく分かった。
そんなことを書いていたら、台湾の田園風景を思い出した。桃園国際空港からMRTに乗ってしばらくしたら見えてくるところ。あの辺の風景好きなんだよなあ。今年行った時はあまりよく見えなかったけど、いい具合に育っているといいね。

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探したら昨年2月に見た風景があった。日本と変わらず、同じように田づくりをするのが興味深かった。でも細部は違うんだろうな。そういうの知りたいなあと思った。
これは久しぶりにみんぱくに行かねば。時間作って行ってこよう。
これからひと月は食べることになるから、この米にあうおかずとか食べ方とかも分かると嬉しい。
やっぱり博物館に行かなきゃな。