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写真撮って、日記書いてます。

アジア飯が食べたくなる不思議

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日曜日、万博に行ってきた妻が行った場所とか会場の様子だとか、そういうのを色々教えてくれたのだが、アジア方面のパビリオンになかなか辿り着けなかったのが残念だと言っていた。前回もそうだったのだが、アジア方面のは入れそうで入れない場所が多かった。インドネシアは予約なしだけど1時間待ちはザラという感じで、9月に行った時も諦めざるを得なかった。

そういうわけで、心残りがあるのでアジア飯が食べたいという話になり、その日の夕食はUbereatsでタイ料理を注文して食べた。妻は毎回パッタイを食べる。なんでかはよく分からないけど好きなんだと。わたしはガパオライスにした。なんでかこの系統をよく食べる気がする。多分妻と同じで好きな料理なのだろう。ここのは少々辛くて美味しかった。

今はこういうのあるけど、でもやっぱりお店のやつの方が食べたい。

万博は万博でも70年万博の後に作られた国立民族学博物館を見学したときも、どういうわけかアジア飯が食べたくなって、その日はタイ料理を食べたような気がする。

みんぱくは現地で使われているモノが多々展示されていて、それだけで現地の生活の一部を垣間見ることができてかなり好きなのだが(わたしが好きなのはアフリカゾーン)、なぜか分からないんだけど、見学している最中に不思議とアジア飯が食べたくなってくる。

主にタイ料理だが、たまにネパール料理の時もあってその場合はカレーとか頼んでる気がするし、みんぱくのレストランの経営者が変わる前は、アジア飯みたいなのも出していたので、そこで食べたような記憶がある。今は普通のレストランになってしまって普通のメニューしかなかったと思う。それが少々残念なんだよな。

さておき、9月に行った万博の時は大阪の梅田でそれらしきお店を探して食べて帰ったが、今ひとつだった。今回は「信頼と実績」のおけるお店から買っているので問題ないのだが、熱々のまま届くので食べるのに少々苦労する。いや、その温度のまま持ってきてくださる配達員に感謝だな。別件で頼んだ時、配達員の手違いでかなり冷めたものが届いたこともあったから、本当に博打みたいなところがあったりする。まあそういう失敗しちゃった人はだんだん取れなくなっていくのだろうけど、それはそれでちょっと大変なシステムだよなと思う。

食事をしながら「月曜日には終わっちゃうんだね」みたいな話をした。なんかあっという間に終わっていったような気がする。あれだけ開幕前は「万博どうなのよ?」的な懐疑的な我が家も最終的に「行ってよかった、また行きたい」なんてことになっていた。もっと早い段階に行っておけばよかったね、みたいな。今から思えば前情報が少なすぎたってのもあるし、説明が足りてなかったとも思う。

だいたい、始まる前まであれだけ批判的なトーンで万博について語っていた関西の各メディアが開幕後は見事に手のひらを返して万博を絶賛し出したのには驚きと呆れみたいなのがあった。メタンガス噴出の件やら賃金未払いの件はいつの間にか小さくなって、代わりにミャクミャクの姿と予約取るのが大変になった各パビリオンの中に「取材」で行った番組が増えていった。後半はずーっと東ゲート前の待機列とオープン時のダッシュが取り上げられていて、メディア側がかなり煽ってんなあっていう印象だった。これ、たぶん70年万博の時も同じだったんじゃないかな。

まあ、今後も同じようなことがあちこちで繰り返されるんじゃないですかね。その体力があればの話だけど。

 

それで、このアジア飯食べたくなる不思議なんだけど、結局理由がわからないままだ。未知のものに遭遇して、アジアの文化をちょっと触った感じの時に起きるから、なんとなくイメージの中とのリンクなのかなとは思うのだが、みんぱくの時なんか全然関係ないエリアを見たはずなのに、最終的にアジア飯に行き着くのだから尚更不思議である。自分たちの中で未知なもの=アジア飯みたいな図式があるのかも。

できることなら今月中にもう一度くらい食べたいなーなんて思っているけど、どうなんだろうな。食べられるかな。