一週間ほど前に購入したnasne。購入して設置したときは正直どんなもんかなと思ってたけど、使っていくうちに面白くなってきた逸品。もっと早くに買っておけば良かったとちょっと後悔しています。
買ってよかったところ
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録画できること
当たり前だけど、番組を録画できるところ。見たい番組をちゃんと録画できるのはうれしい。設置前は「ちゃんと録画できるか」すごく不安だった。なぜなら、以前使っていたレコーダー(PC用チューナー)がチャンネルずれたり、録画時間ずれたりと、散々だったので、nasneもそうならないのか気になってたからだ。結局その不安は杞憂に終わって、無事に録画できている。
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番組予約が外からでも出来ること
これはちょっと思いついたときに予約できるのが凄く便利だということが最近わかった。ネット記事を見て「あ、これ録画予約しよう」みたいなときに、いちいち家に帰って予約するんじゃなくて、スマホから「ほいほいほい」と予約できる。
これはほんとに便利だと思う。昔のビデオデッキみたいにチャンネルあわせて時間を指定して(しかもボタン押さなきゃならず、ちょくちょく数字がずれて最初から、とか)ではなくて、画面見ながらポチッと予約できるのはありがたい。
iPhoneでの録画予約用・再生用ソフトはtorne mobileにした。この鳥のキャラクター・トルネフ氏がアプリ起動・タップする度に話しかけてくる。甘栗が好きとのことで、おなじアマグリスキーとしては親近感をおぼえる。
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外にいても録画した番組を見られること
これはたまにしかしないので、よかったのかはまだ結論づけてないんだけど、外でも録画した番組を見ることが出来る。ただし、ネットワーク回線が繋がっていることが必要で、録画した番組を書き出して持ち出すというよりも、ストリーミングとして見るといったほうが適切か。高速なWi-Fi回線が安定しているところならやってみようと思うけど、自分の使い方としてはそもそも屋外でテレビ番組を楽しむことをしないので、今後はそんなに使わないかもしれない。
その一方で、ここがちょっと悪いな、と思うところをあげてみる。
悪かったところ
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録画番組を見られる端末があまりない
テレビ自体を持ってないので、録画した番組を大画面で楽しむことが出来ない。いまはiPhoneで見ているけど、これが小さくて仕方ない。もう少し大きな画面、iPadとかだったら快適なのかもしれない。
nasneには外部出力用にHDMIの端子がついていない。確認してはいたけど、実際に使ってみるとどうもそこが気になってくる。液晶モニター買って繋げられればコストパフォーマンス最高なんだが、まぁ仕方ないか。
あとは録画した番組をパソコン、Mac上で見るにはソフトが必要なんだけど、Macだと対応機種が限られている。早い話、2011以前のMacでは見られない。
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要はHDCP対応の外部出力に対応できてないとダメみたい。こういうとこ、Macは対応遅いんだよなぁ。そんなわけで、私のiMac(2008)では見られません。MacbookAir(2014)なら見られるけど、ノートで見るのもなんか引けるなぁと(というかそのためだけにいちいち起動するのがめんどい)
Mac mini あたりをメインマシンに据えて、大画面液晶モニターを繋ぐのもひとつの手かもしれない。今後機種を買えるときは考えておこう。
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容量が気になる
1TB版で、すでに1週間で100GBちかく録画してしまった。番組の容量がそこそこ大きく、30分のアニメで高画質録画で6GB、3倍録画でも2GBちかくになる。1週間で100GB近く録画してるんだから、もって10日もないくらい?見たヤツは片っ端から消してはいるけど、予約も結構溜まってるのでいたちごっこっぽい感じになりそう。3倍にして録画すればもう少し持つかな。
とはいっても、いっぱいに近づいてから対策すればいいか。外付けHDDを繋いでやればいいのかな。あと裏番組とか録画したいのが重なってたりするので、もう1台あると便利なんじゃないかと思うようになってしまった。こわい。
コレクターの性質もってる人にはこのアイテムは危険かも…。
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設定の方法、録画の方法
本体設定をする方法がそこまで詳しく書かれていない。むしろ難しくないので、かんたんに設定できるんだけど、たとえばnasneHOMEを起動するとき、マニュアルと違う「ログイン画面」が出てきて面食らった。マニュアルにはそのような画面が出てこず、nasneのフォルダにアクセスしたら設定用のindex.htmlがある、とかいう内容だった。なので、ログインのIDとパスワードを探すのに困ってしまった。結局「ゲストとして接続する」で接続して設定したんだけど、それでほんとによかったのか。
あと、外で録画番組を楽しむにはnasneのファームアップデートが必要だった。ここら辺は調べないとわからなかったな。
録画については、さきにあげたtorne mobileのほかに、CHAN-TORUというウェブサイト経由で録画予約をすることが出来る。
これはTwitterとかのアカウントでログインして、アカウントと自分のnasneを紐付けてようやく録画の準備が完了というやや複雑な過程が必要。私のnasneはいっぱつで紐付け出来ず、出てきた番号を所定の場所に打ち込んで認識させました。うーんネットワークの都合で接続が変わるのかな。こういうところこそQRコードなり何なりで簡単に設定出来るようにして欲しい。
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見たい番組をどう探すか
実はこれが一番の問題なんじゃなかろうか。
1年ぶりにテレビ番組を見ようとすると、今何が放送されているのかさっぱりわからない。ドラマもニュースも、誰が出ていてどんな番組で、どれが面白いのかさっぱりである。
BS、CS、地デジとあってチャンネルもたくさんある(ただしスカパーは加入してないから写らない)。この中からどう選べばいいのか、目がくらくらしてくる。
ところがCHAN-TORUにしてもtorneにしても、基本的にキーワード検索になっている。なので興味があるキーワードを出さないと検索が出来ない。ジャンルで出してみると、今度は多すぎていまいち絞り込めない。「こんな感じの番組、ないの?」なんて聞きながら探すことができないだろうか。
だって「アニメ」だけでも999件とかでるんだよ?どんだけのアニメが1週間に放送されてんだよ。逆に怖いわ。その中から「これ、おもしろいかな?」とか不安になりながら録画するのは結構ばくち。まぁVHS時代みたいに簡単に消せない、なんてことが無いから面白くなかったら切ればいいか。
あと、シリーズものになっているアニメとかドラマはちょっと録画しづらい。第2話からとかならまだしも、6話とかからってなんかもうストーリー進んでるし。
あ、Gレコは別。あれは濃密すぎてあっというまに30分が終わってしまう。
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HD画質のアイーダ様美しすぎる…。今の所消さずに保存中。
あと、「うまるちゃん」は一応録画してるけど、見たら消してる。
俳優の名前とかよく知らないから、それで検索するのもちょっと出来ないし、みんなどんな感じで番組探してるんだろ。
ちなみに「博物館」で検索したら放送大学の講座が出てきたので予約。それと岩合さんのネコ番組は必ず予約。もうそれだけが癒やし。
この番組、ネコと呼ばずにニャンと呼んでるのがいい。
総合的にかんがえて
録画の方法、特に番組をどう探すかをもっとわかりやすくしてもらえれば凄く使いやすい。ランキングとかはあるけどあまり見ないし、見たとしてもだいたい上位はアニメだし。そういうのも面白いんだけど、「隠れた名作」みたいな感じの番組も見たいので。
って贅沢な悩みだな。
あとはコレクション癖があるのであれこれ録画してしまうのが悩みどころか。番組観る時間の方がないという。ダメじゃん。
BS、面白いんじゃない?
それと、地デジよりもBSの番組の方がどの局もどこか落ち着いていて、興味深いタイトルのものが多いなと最近気づいた。さすがに民放局のアート番組は芸能人とかお笑い芸人とかが出ててちょっとうるさいけど、それでも地上波よりかは落ち着いている。
ただそういう番組に限って、別の番組と重なってたりするのでどちらかをとることになる。非常に悩ましい。先にもあげたけど、すでにもう1台をいつ買おうかなんて企んでるあたりいろいろとダメな気がする。
まぁね、見る時間はいつでも作れるけど、番組は再放送されるかすらわからないからね。録画してあとから資料にもできるしね。