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写真撮って、日記書いてます。

夏が終わらない、終わってくれ

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夏が終わらない。

これが楽しい楽しい夏であれば嬉しいのだが、現実的には暑い暑い夏で全くもって楽しくない夏だ。さっさと終わってくれ夏!と大きな声で言いたい。

自分の記憶を振り返ってみても、こんな暑さの夏無かったんじゃないかと思うけどどうなんだろ。毎日のように真夏日があって熱帯夜があって、ていう季節。鹿児島の田舎生まれ鹿児島の田舎育ちの人間だけど、ほんとに今年の夏は体に堪えたように思う。鹿児島でもここまでの暑さは無かった。台風はよく来ていたけど、台風が過ぎたら綺麗に晴れて一瞬だけど涼しくなって、という具合だった。それがどうだ。こないだの台風が通り過ぎてもそんなに変わらなかったし、なんなら台風一過みたいな青空も無かった。

何より日差しがキツすぎる。朝洗濯物を干しているとほんとにギラギラした日差しで目が痛くなる。妻は「サングラスした方がいいんじゃない?」と言うが、確かに必要かもしれない。目が焼けるという感じだ。太陽の力強さを感じるのはいいことだろうが、いやしかしこれではあっという間に干からびるぞ。そのくらいの熱で、干し終わった後しばらく涼まないと他のことができない。そのくらい。

おまけに突然の雷雨がやってくる。一雨どころの騒ぎではない。滝が降ってくるような、そのくらいの勢いで水が降ってくる。これは本当に雨?と言いたくなる。パンダコパンダの雨降りサーカスのような雨。水浸しになるのは困るが、ああいう体験はしてみたいなと思うけどあれはファンタジーだし。現実は時として命に関わるレベルになるから困ったもんである。

んで、今まさにその雷雨がきそうで来ない、という状況。これがまたかなり嫌な環境になる。湿度が急激に上がるし、温度も妙に上がる。あれなんなんだろう。おかげで体に水がたまるような感覚があってしんどくなる。体だるだるで重たくなる。からりとスッキリと、という日にここ最近出会えていない。ここでも終わらない夏の影響が出ているのだろうか。

天気予報だと来週の週末くらいからだんだん涼しくなるという話だが、今年はいろいろおかしいので話半分くらいで聞いている。きっと9月末とか10月くらいにまた夏の日が戻ってくるに違いない。そんな気がする。いつまでも夏。第3新東京市があったらこんな感じなんだろうか。わたしは住めないだろうな。

虹が落ちていた

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朝、出勤する時にアパートの駐輪場を歩いていたら、虹が落ちていた。

いや、虹のカケラとでもいうか。

ここまで綺麗にレインボー色が落ちているのは珍しい。誰かが夜中に何かここでやったのだろうか。

ファンタジー系の話であれば、ここで虹泥棒がひと息ついていたのだ、だの、いやいや、どこからか風に乗って飛んできたのだ、だの広がりができそうな気もするが、何も始まらないし、残念ながらその手の話を作るのにわたしは向いていない。

読み手としては問題ないが。書くとなると話が変わってくる。

そもそも、どういう物語をどう作ったらいいか分からないのである。

好きに作ったらいい、とはいうが、好きに作るとオチがない話ばかりになるし、それこそ終わりが無い話にしてしまいがちだ。

たぶんこれは、小学生の作文の授業で、「誰が原稿用紙をたくさん使うか」みたいな変な競争があったのが原因だろう。大事なことを短く書く、みたいなことをやった一方で、作文の枚数を求められるから変なものだが、当時のわたしたちは-いやわたしだけかもしれないが-たくさん使った方がエラい!頭良い!みたいなのがあって、それで無駄に行数を文字数を増やして書いたような記憶がある。枚数を稼ぐだけの、中身の無い文章の羅列みたいな。

その時もうちょっと勉強しておけば、今頃はもう少し文章がうまくなっていただろうに。ときどき、この日記を書きながらそう思うことがある。あとは、特定の作家のを読み過ぎてしまった。椎名誠の文体に多大なる影響を受けてしまったのは、今考えれば本当に良かったのかどうか。もっと他に読む範囲を広げて、いろんなものを読んでおけば良かったんじゃないか。

後悔しても始まらないけど。

だから、未だに自分の文体みたいなものが無い。おまけに、このブログを書き始めたときから書き方がさほど変化していない。成長していない。誰かが年齢相応の書き方にシフトしないといけない、みたいなことをどこかで書いていたのを何かで知ったけど、そうだよね、いつまでも20代の頃の書き方ではダメだよねという、やっぱり後悔と反省と入り混じった変な感情が出てきた。

そんなことが一瞬のうちに頭を駆け巡って、そもそもこれが何かを考えることができなくなった。誰が何のために落としたのか、それとも塗装時に付いてしまったのか。そういう現実的な話よりも、自分のことを考える方向に転んでしまった。どうもあまりよろしくない状態っぽい。まあしゃーないか。ここ連日仕事で疲れてるのもあるし。

これ、明日もここにあるかな。あるといいな。

あったら、何かちょっと嬉しい。

耐えてくれわたしの懐!

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夕べ夜中に帰ってきて、今朝は今朝であれこれ動いてから出勤。

洗濯物干してから出勤できたから良かった。ああでも、ここ最近はお弁当を作っていない。作れていない。やっぱりあれだよ、まだまだ夏だからってのはある。今日も日差しが熱くて、風は涼しいのに夏みたいな気候になっていた。これでお弁当持って移動するとなると、いくら保冷バッグに入れていたとしても大変なことになる可能性があるワケで…。

しかし。しかしだ。お財布を開く度にどんどんお金が出ていくのもまた事実。昼ご飯としていろいろ買いすぎるのも良くないのは確かだが、しかしお腹が減るんだよ。

あと、外食が高くなったのもこの出費を勢いづかせている。CoCo壱番屋でカレー食べたら軽く1000円超えてしまった。メンチカツカレーにしたのが良くなかったか。しかし、しかしだよ?何も入っていない(全部煮溶けたであろう)ポークカレーとかは正直なところ食べた気がしない。食べる気もそんなにしない…どうせなら何かしらの具が欲しくなる。欲しくなるけどカツをひとつ付けたらプラス300円くらい値段が上がってしまう。トッピングはどうする?スクランブルエッグとか食べたいぞ、茄子とかほうれん草とか。そういうのを足していったら、やっぱりそれなりの値段になってしまう。お腹はいっぱいになるけれど、反対に財布は寒くなっていく。

このままじゃマズいな。さすがに。

仕方ないので、明日か明後日くらいからお弁当に戻していくか。そう考えたんだけど、ここに来て米不足だ。

一応まだ我が家には米のストックはあるものの、わたしのお弁当が始まると消費スピードが上がってしまうのでそのストックがどこまで持つのかが気になってくる。

新米が出回り始めたし、じょじょに店頭には戻ってきている。おまけに確実に購入できそうな店舗も発見した。だからそんなに気にすることなく、むしろ買った米を食べなければもったいないし農家にも申し訳ない。

そう分かっているのだが、やはり確実性という部分で少々不安でもあるのでっていう自分が出てくる。こればかりはどうしようもない。まあ同じような不安に駆られて、みんなお米買っちゃうんだろう。んで結果的に在庫が薄くなると。

堆く積んであったらまだ安心するんだけどね、なかなか難しいね。

そんなことを言っているわたしの今日の昼ご飯はカレー。外食産業には一応まだちゃんとお米があるのでそこで食べられるけど、書いたようにお金は減っていく一方だ。はーあ、まったくもってどうにもならねーなー。学生街みたいなのが近くにあれば、少しは変わるんだろうけど、おしゃれなお店が中心になってるからなー。

店までの行き帰りが暑くてしんどかった。せっかく食べて疲れとか夏バテをどうにかしたいと思っていたのに。それだけでダメだった。いつになったら秋になるんだろうか。そしてお弁当生活に戻れるのだろうか。

それまでわたしの懐が何とか耐えればいいな…。

帰り着くまでにわたしのバッテリーが持つかな

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ようやく4日間の遠出仕事が終わりを迎え、あとは自宅に帰るのみとなった。バタバタ続きだったが、まあなんとか形になったし、特に大きな問題も起きずに片付いたのは良かった。

さて、ここからが問題である。家まで約半日という旅程をふたたび戻らなければならない。遠い。おまけに電車までそれなりに時間がある…時間変更できればしたいのだが、割と難しいらしく。

結局、手配してもらった旅程をそのまま行くことにした。まあ急ぐこともない。家に帰り着くのが深夜になるだけだ…睡眠時間が減るだけ。

…マジかーという気持ちが大きいが、もうそういうものだと諦めに近い感じなのでなんとかがんばるしかない。

で。

時間があるのでお土産買ったりぶらぶらしたり、とやっていたんだけど、そろそろ座って仕事しようかなと思ってあちこち探したが空いてるベンチがない。ちょうど高校生たちの帰宅ラッシュ時間と重なったのもあって、あちこちに高校生が座っている。

うん…地元の人間の方が早かったなこういうのは…。喫茶店が空いているのでそこでご飯食べながら作業しようかなと思ってメニュー類を見たが、なんとなく「ここじゃないなあ」という感想が出てきた。こういう時の感覚は割と的中するのである。そういうのってあるよね?ない?

あちこちウロウロしてみたけど結局いい場所が見つからず、唯一空いていたお店前のベンチは蚊がいてちょい辛い。まだまだ元気なようだ。そろそろシーズン終わりだから、生き延びようと奴らも必死だ。やめてくれよこっちは疲れてるのにさ。

そんなことを考えつつ、明日以降の仕事の段取りメールが来たので目を通していたが、これは9月は休みが無いぞという感じであった。空いた日に気づいたら打ち合わせ日程が突っ込まれてる。仕事が無いよりマシか、とは思うが、まあバタバタだよな。なんで今月はこうも忙しいのだろうか。

2週間後の月曜日は祝日だけど仕事入ってるし。

へあ。なんやかんやで今月も終わってしまいそうだあ。そんなことを思いつつ座れる場所を探してウロウロしていたらちょうど駅の待合室が空いた。席数も限られているが偶然にも空いていて座ることができた。助かった。とりあえず帰りの電車の時間までちょっと仕事できそう。

…帰り着くまでにわたしのバッテリーが持つかな。それだけは気をつけたい。

先延ばしとモチベーション

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いやーなんというか、毎日毎日バタバタしていてしんどい。今日も今日で出先での仕事。何というか、それであっという間に一日が終わってしまう。休憩時間に他の仕事ができるかというとそうでもない。何かいろいろと押しているので、常に時間との闘いみたいなところがあって、時々自分が何をすればいいのか分からない時がある。

…これはだいぶ追いこまれてるな。

気分転換がどこかでできればいいが、そういうタイミングも無いしなー。

明日は明日で帰路になるのだが、家に帰りつくのがだいたい夜中。また移動に数時間かけるのか、しかもその間に今までできてなかった仕事をえいやあでやっつけなきゃならないのかと思うと、すでに現時点で気が重い。はー。全部一続きで進めたらいいんだけど、途中数回乗換が必要だからその都度集中が途切れるというか、リセットされてしまうのが何か嫌なんだよな。たぶんそれで進まないことになるだろうし。

と、環境に文句を言っても仕方ない。そもそも、空いている時間とかにちょっとずつやればよかったものを、今の今まで先延ばしにしていたのがよろしくないワケで。分かっちゃいるんだけどねえ、何かやる気乗り気がしなかったんだよね。エンジン掛かるのに時間かかるヤツ。毎回毎回そういうので追いこまれないと先に進まないの、自分でも嫌になるけど、毎回書いてるようにこれはもう治らないだろうな。

愚痴っていても仕方ないから、今日でどれだけあれこれできるか。もうちょっともがいてみようと思う。しかし疲れる週だな。どこかで休みが欲しいが、今週は無理だな。来週までなんとかがんばろう。

昭和の面影を残すホテルが変化しつつあった

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遠出しての仕事の日が続いている。

んで、宿泊をともなうものなので、宿泊先にいるわけなのだが、なんというか、1年前に来たときよりも全体的に綺麗になっていてビックリしている。いや、以前が一体何だったのかってくらい微妙に薄暗くて、何というか「昭和の観光地にありそうな」雰囲気をそのまま残しているホテルだったのだ。

そしてその雰囲気がミョーに好きだったりする。どこか怪しい雰囲気があったし。

ホテルの人に失礼か。

レトロ、と言い切れない古い感じ。

そうそう、キーなんかカードキーですら無くて、こういうバータイプのキーホルダーが付いてるところ。なんというか、いいよね味があって。

でも今年は全体的に綺麗になっていた。ローカが明るくなっていたし、フロント前のお土産売り場は撤去されて広い空間になっていた。観光映像を流していた映像コーナーも撤去されて休憩スペースになっていたし、何より窓が綺麗に掃除されていたこと、照明がちゃんと明るく付いていたのが驚きだった。

この一年の間に一体何があったのか。あれか。インバウンド需要が高まって宿泊客も増えて、その利潤が良い感じで設備投資の方に回せているのか。それとも反対に、設備投資を先行したから、今がんばってあれこれ営業してお客さんを集めようとしているのか。どちらなのかよく分からないけど、結果的に綺麗な環境になっているのは事実だし、あの怪しい雰囲気が失われつつあるのも事実だ。

「お化け出そうですね」「あーなんか見かけたような気がします」みたいな話ができる場所だったんだけどな。

でもね、いろいろ改修しているのはいいんだけど、まずは真っ先に客室のキーをオートロックタイプにするべきじゃないかな。旧来タイプ過ぎて泥棒が入ろうと思えば入れるのは何とかした方がいいと思う。危なすぎる。これ意見として書いてみようかな。

夕食も以前に比べて変わっていた。お刺身が減らされた一方で、天ぷらが食べ放題、そのほかソバやら釜飯やら、何かもうそんなの無かったでしょ?というのが追加されていたりと地味にアップデートされていた。この分だと明日の朝ご飯も変わってるだろう。どんな感じになっているだろうか。レトロスタイルから近代スタイルに変わっていたらちょっとビックリなんだけど…。

ま、いいや。明日の楽しみだ。

ビュッフェカーで食事したかったなあ

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今日からちょっと遠方まで移動しての仕事。移動自体が半日かかるので、とりあえず今日は一日使って移動日になっている。新幹線と特急を乗り継いで行くので、電車旅好きとしては嬉しいが、もうちょっと乗換回数を減らして欲しいなとも思う。

それで、最初に新幹線で移動したんだけど、まー乗った場所が京都だったのもあってホームが観光客いっぱいだったのが地味にしんどい。避けても避けても人がいる、というのがビックリだった。東京駅や新大阪駅であればまだ何とか納得(?)しながら人を避けられるが、京都はちょっと想定外過ぎて変に疲れてしまった。とりあえずの食糧(パン類)を購入して乗り込んだが、しかし乗ってる時間は1時間もないのでもうちょっとゆっくりしたいなと思う。

そうそう、新幹線に乗りながらパンを食べていたとき、ぼんやりと考えたことがあった。それは「ビュッフェカーに乗りたかった」というものだ。子供の頃にもらった乗り物図鑑で、新幹線の項目を開いたときそのビュッフェカーが書かれていて、当時田舎に住んでいたわたしにとっては「電車でレストランがあるのか…すごいなあ!」という感嘆というか驚きというか、そういう気持ちが大きくていつか乗ってみたいと思うようになったのである。

あ、言っとくけど昭和の話じゃないよ?まだ90年代初頭くらいの話よ。

…といってももう30年近く前か。さすがにもう今の図鑑には載ってないかな。

あの頃まではまだビュッフェカーがあったのかな。最先端な感じだし、普段は行けそうにないところだし、食べたことの無いようなものが写真で掲載されてるし、で、もう何もかもが憧れみたいなものになっていた。

ところが、自分で新幹線に乗れるようになった時にはもうそんな車両無いし、何なら車内販売すら無いってのがものすごくガッカリだった。旅情とは、という感じ。もっとも、もう新幹線にはそこまで必要ないのかもしれないが。早く目的地に着くことの方が大事だし、サービス簡略化した方がコスト面でも良いのだろう。高速化しているからご飯食べる暇もない、てのもあるかもしれない。

でもなあ。やっぱりこう、ちょっとした憧れだよね。リッチな食事をゆったりと新幹線で摂るってのは、なかなか贅沢なことじゃないか。「こだま」とかそういうゆっくり行くタイプの新幹線のみで復活してくれないだろうか。無理かな。無茶かな。

買ったパンを食べるとき妙にしんみりした気持ちになった。

やっぱりちょっと味気ないな。