HOLGA135(クロスプロセス…?)
デジタル版のHOLGAが出るらしい。
なんだっけ、フィルム版のHOLGAが生産停止になるとか言う話もネットで見たような気がするけど、あれはどこだったか…。
とにかく人気のHOLGA。120ミリフィルムを使うのが本来のもらしいけど、自分が持ってるのは35ミリ版。ただ部屋のどこかに行ってしまっているけど。LC-Aも欲しかったけど、『けいおん!』のおかげもあってしばらく値段が上がりっぱなしだし、その値段でほぼ固定しているような感じがする。
ともかく、「トイカメラ」とかいうジャンルに属する(?)チープなカメラだ。
機構としてはほんとに単純で、絞りも2パターン、シャッタースピードもかわならいとかいうものだったと思う。そしてこれが結構よく写る。多分トイカメラ買って一番がっかりするのが「意外とよく写るじゃん…」てのだと思う。作例みたいなちょっと色落ちしたとか、あやふやなピントとか、そういうのがあまり見られなくて、割とまともに見られるような写真になる。これは今購入できるフィルムの性能がいいから、ていう部分があるんじゃないかな。あとプラスチック製であろうとレンズがそれなりに頑張ってる感じ。
それがデジタル化されるわけだ。なんだけど、果たして需要はあるのかなと思う。
なんつったってこれだけInstagramをはじめスマホで「トイカメラっぽい」写真が撮れる・作れるようになった時代なんだから、そのうちにInstagramにもHOLGAとかいうフィルターがやってきそうな気もするわけで。デジタル版HOLGAの作例みたけど、このトンネル効果はカメラ内部で加工しているのかな、とか思う。
ただ、このカメラが面白いのは背面にモニターが付いていない点じゃないかな。つまりパソコンに繋いではじめてどんな写真になっているのかわかるという。これはもしかしたら写真の原点の面白さ「出てくるまでどうなってるかわからない」を引き継ぐ正統なデジタルカメラになるんじゃないだろうか。あっ、なんだろ俄然欲しくなってきた。記録のラグとか少なければスナップ用に1台買ってもいいかもしれない。
もう予約始まってるのか。
しかしHOLGAまでデジタル化するとは。なんだかどんどんフィルムの姿が消えていくようでちょっと寂しい。