| 妖怪談義 | |
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目標、2000冊
どういう話の文脈だったか忘れてしまったけれど、指導教官から「研究者は2000冊くらいは最低蔵書で持ってるはず。それくらいないとダメ。お前もそれくらい集めてみろ」とか何とか言われた。
2000冊かぁ。どんな感じなんだろうか。200冊の新書で（気づいたらこれだけ購入してた）「本棚が足りないー」とか何とか言っている現状では想像もつかない。おそらく埋もれるだろうな。うん。今の部屋に住み続ける限りは。
しかし著名な先生方の話を先生からされるとさらに驚く。だれそれは20万冊あっただのだれそれは60万冊あっただの。「どんだけ～」。
よっぽどお金持ちかつ場所があった（まぁお金持ちはそういう場所もってるか）かつ熱中人だったんだろうなぁ。すげーや。
翻ってうちの本棚を見てみると、新書とか文庫本とかマンガとかが中心で、専門領域の本はあんまりない。文庫版の柳田はあるけれど、「定本」はナシ…。うむ、いかんな、こりゃ。
そう握りこぶしをぐっと作ってみるものの、果てさてどうしたらいいのやら…と結局手を開いてしまう。ほんとにどうしたらいいものか。基本的文献くらいはやっぱもっておかないといけない、しかしお金もないしなぁ。基本的文献だけ出なくて自分の研究対象についてのものももちろんなければならないし。
一つは廃棄されてしまう本を狙う。これならゼロ円で入手できる。しかしいつ廃棄されるのかわからないので注意をしておく必要がある。
もう一つはネットオークションやユーズドを探してみる。これはたまに「うひー！」なんていう値段が付いていることが多いものの、基本的な文献くらいならもしかしたら安くで購入できるかもしれない。
このうち後者のネットオークションで見つけたよ、定本。これをまず入手しよう。期限は明日まで。入札したもの、なんだかあがりそうな…でもあんまり入札する人いないような。うーん、わくわく。
バラ売りに入札したあとで全巻セットを発見してしまったときのショック。バラがダメだったらこっちにシフトしようと思うのだが、果たして。
2000冊までたどり着くのがいつになるのかわからないけれど、そのくらいの本を入手できたときおそらく「一人前」となれるのかもしれない。まだまだ超未熟だけれど、この目標を掲げてがんばっていこうと思う。
