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写真撮って、日記書いてます。

恐竜本

ジャバウォッキー(1) (マガジンZKC)

ジャバウォッキー(1) (マガジンZKC)

先輩に勧められて購入してみた。いやーいいねぇ、こういう不思議な世界観。「もし恐竜が絶滅せずに生き延びてて、我々人間の社会に隠れてひっそりと生活していたとしたら…」というある意味よくあるSF的設定のもと、ハードボイルドなアクション活劇が展開される。モノクロ全開の絵でメリハリが効いているが、なんだか「ビッグオー」を思い出してしまう。アレもアレで真っ黒けな部分と真っ白な部分との対比というかまぁそんな感じだった。ロジャー・スミスの服装なんか真っ黒だったし。

恐竜本と言えば、こんなのもある。

さらば、愛しき鉤爪 (ヴィレッジブックス)

さらば、愛しき鉤爪 (ヴィレッジブックス)

昔購入してあまりの登場人物の多さに半ば挫折しそうであったけれども何とか読み切った。こいつも「もしも〜」的な話。主人公の恐竜は探偵業をやっていて、とある事件を調べていくうちになんだかとてつもないヤマにぶち当たってしまってさあ大変。どうなるどうなる?という話でスピード感があるのだが、主人公視点なのでちょっとわかりづらい点もあったな。

どちらの作品も、子供の頃図鑑で見た「恐竜人間」の姿をしてなくてほんと良かったと思う。アレはかなりトラウマで、ちょうど同時期に宇宙人グレイの特集をやっていたテレビ番組を見た私は、しばらくそいつ等の恐怖から逃げ出すことが出来ませんでしたとさ(笑)今でも苦手です、そういうの。