先週配信されたアヴァンティのポッドキャストの中で
書評家の目黒考二さんが「お勧めの本」を紹介していました。
その中のひとつに「恐竜ハードボイルド」なる本が。
聴いた瞬間、思いっきり噴出してしまった(笑)
恐竜のハードボイルドもの…なんだかすごそう。
その本のタイトルは『さらば,愛しき鉤爪』だそうで。
なんつーかもう王道というかなんていうか。
「ギャク系ですか?」の質問に目黒さんは
「いやいや本格的なハードボイルドです」、と。
目黒さんのちょっとした解説によると、
このお話は「恐竜が絶滅しなかった世界」が舞台。
といっても恐竜がそのままの格好をしているのではなくて
顔かたちを人間の格好にして、人間にまぎれて生活している世界。
全人口の5%が恐竜だそうです。
恐竜同士は人間にはわからない「におい」でわかるんだとか。
全人口の5%だからギャングな恐竜もいるし、
私立探偵の恐竜もいてもおかしくない…それが本作品の主人公なんだとか。
ここまで設定聞かされたらすげー気になってしょうがない。
シリーズとしては『さらば、愛しき鉤爪』のほかに
『鉤爪プレイバック』、『鉤爪の収穫』があるそうで。
うーん、なんかこう、好奇心をくすぐられるなぁ。