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土鍋をもらってから鍋料理をよくするようになったんだが、今回は以前から作りたい・食べてみたいと思っていた「ピェンロー」を作ってみた。
作り方は本のうろ覚えとこのページを参考にした。
この「ピェンロー」については、実は妹尾河童の本から直に得たわけではない。いつ読んだのか忘れてしまったのだが、椎名誠のエッセイの中に「妹尾さんの本に出てくるピェンローという鍋が旨いらしい。作ってみたらほんとにうまかった!」というようなものがあったのが、最初にこの鍋を知るきっかけであった。
ちなみに私が好きな妹尾河童の本は『河童が覗いたヨーロッパ』。ヨーロッパの旅行記なんだけど、町並みやホテルの間取り、列車の車掌さんまでイラストで描いてあるのが好きなところだ。

- 作者: 妹尾河童
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1997/08
- メディア: 単行本
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さて本題のピェンロー。これは材料がシンプルなだけに、ちゃんとレシピ通りに作った方がいいという結論に達した。なんせ材料を買い揃えた時にお肉をけちってしまって豚バラを買うべきところを豚こまを買ってしまったのだ。この状態で食べてみるとそんなに美味しくない。ネットの記事なんかで「すごく美味しい!」てあるけど実際そうでも無いじゃん…なんて思ったくらいだ。
この日は作りすぎて全部食べきれなかったので残りは次の日に食べることにした。
しかし豚バラを入れて少し煮込んだら化けた。
豚バラが旨みを出しているのかどうなのかよくわからないが、確かに味が変わった。気づいたら箸が止まらなくなってた。一人黙々と食べるよりもみんなでワイワイしながら食べるのがよりよい食べ方らしいが、他の人と一緒に食べてたら多分押し合いへし合いでわいわいしそうな気がする。
あっという間に具を食い尽くしてしまい、残りはスープとちょっとだけの具。白菜の切れ端とかしいたけの破片とかが浮かんでいる。こいつを使って〆に雑炊をするといいらしいのだが、今日はそこまで入らなかった。明日雑炊作ります。
いやはや、うまかったうまかった。これはまた作らねばなるまい。