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写真撮って、日記書いてます。

「七草がゆ」と「ななとこずし」

神戸三宮・夜の歩行者天国

GXR + GR LENS A12 28mm F2.5

 

あっという間に三が日が終わって、気づいたらもう7日だよ。七草がゆだよ。

私が生まれ育った鹿児島は七草がゆなんてものはなくて(スーパーで七草を扱い始めたのはこの20年前後じゃないかな)、「ななとこずし」なるものだった。「ずし」(場所によっては「ずうし」とか言うらしい)、たぶん雑炊が訛ったものだと思う。

cookpad.com

↑こんな感じの飯。

で、ななとこずしなのは近所の家7軒まわってお裾分けしてもらうという風習があるから。記憶だと、七五三迎えた自分がもらいにまわったような覚えがある。お重抱えて。近所の家といっても、帰省している祖父母の家の周辺7軒。それだけまわると家ごとに味付けやら中に入れる具材も、米の炊き具合も全然違っていて、普通の炊き込みご飯に近いところから、雑炊のちょっと硬めみたいなところもあって面白かった。味も、今思い出してみるとおいしかったなあと思う。当時は「なんでうちは七草がゆじゃないんだよー」って思ったけど、これはこれでおいしかった。

 

思い出していたらなんだか久しぶりに食べたくなってきた。今でも作ってるのかな。