職場の人が少なかったので、受付係の人が休憩している間は急遽受付レジに立つことに。学芸員だけど雑芸員(別名:器用貧乏)なので、そういうこともやらねばならんのだ。
以前勤めていたところは無料だったからレジがそもそもなかった。なのでこういう館でのレジ打ちは初めてなんだけど、結論からいうと「何もできなかった」。まあ立ってた時間帯にお客さんがこなかった、というのもあるんだけど、あれです。設定というか場合分けが多くて、何がどういうことなんだと理解が追いつかなくて、おまけに押すキーも多くて、どれがどれやらと頭がフリーズ状態になってしまったわけです。棒立ちですよ棒立ち。マニュアル見ながら「えっと、えっと、えっと…」と四苦八苦。32歳男、レジスターに負ける。
休憩から帰ってきた受付係の人には苦笑いされるし、上司からは「お、おう…」みたいな反応されるというね。受付係の人に「これはですね、こういうときにここを押してですね」と手取り足取り教えてもらったけど、それでも理解が追いつかず。
私の性格的なものなのか、「仕組みがわからないと取り掛かれない」というものがあって、要するに0→1にする際にどのようなことを行ったのかを自分の中で消化できないと、1→2に進めない、なんていう仕事をする上ではちょっと厄介なものだ。今回もどうやらそれで固まっちゃったっぽい。スムーズに1→2にできる人が羨ましい。
これから人が少ない日が増えるだろうから勉強しとけーって話なんだけど、果たして自分にできるだろうか。新年早々厄介な「敵」が出てきてしまった。