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合挽き肉にニラと白菜とニンニクをみじんにして、生姜を擦って、醤油とオイスターソースとごま油と塩を適量入れて、ひたすらこねる。
前の晩に明日は餃子作ろうかという話になり、材料買い込んでいざスタート。しかしわたしには小学5年の調理実習の時の苦い思い出があるのだ…包んだはずの餃子が開いてしまい、中が固くてまずいものができてしまったのだ。それ以来、自分で餃子を作ることはしなかったが、今回は餡づくりに包みまでやったのである。自分でもよくがんばったなあとこっそり思っている。
肉が白っぽくなるのが目安らしい。本に書かれてるのを読んだことあったけど、自分でこねて本当にそうなるとは思ってもなかった。ハンバーグの時も確かそんな色になってたような気がする。こういう挽肉をこねる料理は力がある人間がこねた方がいいのでは…反対に力が弱くてもしっかりこねる方法はないだろうか。今はわたしも妻も力があってよくこねられるけど、今後歳を取った時に餃子作るとなると、あるいは歳を取った時だけでなく、なにかしらの原因で力強くこねられないこともあるだろうし…とまあそんなことを考えてる間にこねあがり。
あとは包むだけ。こればかりは個性が出るなあ、ヒダヒダ作るの苦手すぎて気持ち凹んだ。ノーヒダをひとつだけ作ったら見ていた妻に「なにそれ!」て厳しく突っ込まれたし。
調理時間1時間で50個分作れたのはわたしたちとすれば早いほうか。もう少し台所が広ければもっと楽に作業できたかもなぁ。焼き上がりを待つのが楽しい、そんな夜だった。