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写真撮って、日記書いてます。

サーモンを、焼く

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1067日目。仕事の日。

夕べはなんやかんやあって、わたしが晩ご飯を担当した。

「なんやかんや」というと不穏な感じもするのだが、実際は「どっちが晩ご飯作るか問題」を考えたときに「そういや作ってなかったよね最近」というひとことがあって、で、そのまま作る担当となった次第である。

実際、献立を考えるのは大変だし面倒くさいし、献立表を作る人ってのはすごく大変な仕事だったんだろうなと今になって分かる。ひとり暮らしの時なんかカレーか野菜炒めか、その他ちょっとしたものの繰り返しで十分だったし、何なら「あ、お惣菜にしよう」とか「今日は冷凍食品とカットキャベツのサラダかな」とか、そういうのでごまかしていたのだが、ふたりになるとそうも言ってられない。食費は限られているし、食べる量も好き嫌いもある。

あと、飽きる飽きないの話もある。わたしは前述のように繰り返し同じメニューが出てもそう気が悪くなる人間ではない。出たものは全部食べる人間なのだが(ドヤ顔)、妻は意外とそういう食べ物にブームと飽きが繰り返しくるタイプで、「それこないだ食べたじゃん」と却下されることもある。ほんとにどのタイミングで飽きがきているか分からないので、それこそ本人次第の部分が大きい。

ということでさあどうしようか、みたいなことになるわけだ。

まあサーモンは定期的に食べているので、塩焼き以外の方法としてのムニエルという味変?調理の変更?という感じ。以前に焼いたのは確か1ヶ月過かその前あたりだろうか。

そんなに凝った料理ではないので、時間でスープまで作れた。最近、ちょっとずつ調理時間が短縮できている気がしている。今回は切るものが少なかったからってのもあるだろうが、ちょっとずつ上達しているのかもしれない。たぶん。ふふん。

そういう鼻高々な感じで料理するとたいてい失敗するから、どこかでその鼻を自分でへし折っとかないといけない。他人に折られるのはシャクだが、自分から折るのは納得しながらなのでまあいいかな…仕方ないよな…ていう気持ちになるので若干穏やかだ。

タルタルソースづくりのためにゆで卵を作り、タマネギをみじん切りして水にさらす。サーモンは先に小麦粉振って馴染ませておく。ゆで卵は殻をむいて水気を絞ったタマネギと一緒にボウルに入れてマヨネーズ適量。テレビを見ている妻にボウルごと渡して「テレビ見ながらでいいので好きな加減に潰して〜」と依頼する。なんやかんやでアトラクション性がある料理なので、子供ができたらお願いしてもいいのかなと思う。たぶん潰して混ぜる工程は楽しい。

ゆで卵を取りあげた鍋を洗って今度はスープを作る。文字で起こすと何となく複雑な感じになるが、動作としてはほとんど一定だし苦痛では無かった。スープのワカメをどのくらい入れるか、乾燥が戻るとあんなに増えるとか思わないし…ていう失敗を今回もやってしまったが。自分の父親が、自らが太った理由を「お前のお母さんが味噌汁を作るときに増えるワカメを入れすぎたんだ」と冗談めいて言っていたが、自分でもそのワカメを使うようになって「いやそれマジかもしれん…」と鍋を見ながらビビった。

あれ、魔法だよねほんと。

サーモンをバターで焼いていく。妻ものぞきにくる。皮目から焼け、と教科書どおりのやり方でやっているが、今回は皮がパリッとならなかった。魚の皮と鳥の皮は本当に難しいし、今まで成功したためしがない。毎回毎回、本を読んだりネットを調べたりしてやり方を試すけれど、うまくいかない。

まあその辺はもうしょうがない。お店じゃ無いんだし。

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今回はトータル40分くらいか。可も無く不可も無く、というところ?だろうか。「20分で晩ご飯」という番組があるけど、あれはもっとスキルが要りそう。もしくはもちょっとテキパキできるように動くか。どちらにしても、まだまだ修行が足りないね、ってことなのだろう。

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次はいつサーモンを焼くことになるだろう。今度はパリッとした焼き具合にしたい。