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写真撮って、日記書いてます。

目玉焼きふたつと銀河衝突

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320日目。仕事の日。

夕べ何気なく見ていたコズミックフロントで銀河同士の衝突について特集されていた。簡単に衝突というが、直径が10万光年あるような銀河同士がガッチャンとやるのだからとんでもないことなんだろうなということは想像に難くない。急激な衝突なんだろうか。それともジワジワとぶつかっていくのだろうか。そこまでは見なかったが、急速な激突だったらと思うとだいぶ怖い。いつか我々の住む銀河もどこかの何かとぶつかってしまって、それこそあっという間に死んでしまうのか、なんて。宇宙モノSFは好きだが、こういうところにまで想像が及んでしまって少々精神衛生上よろしくない。

宇宙のことを考えると「ちっぽけな自分なんて」という思考で悩みを解決することもあるかもしれないが、実際問題そこまで想像できない状況になっているのであって「悩みは銀河よりも大きい」なんてことも大いにありうる。その思考パターンからどうやって抜け出すかは結構大事だが、難しい問題である。

138億光年 宇宙の旅

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  • 発売日: 2018/06/21
  • メディア: 大型本
 

 

番組中、衝突の想像図が出された。明るい部分を抱えた楕円形の銀河同士が両側からぶつかろうかという瞬間のものだ。これがどうしても朝お弁当のために作る目玉焼きにしか見えなかった。妻の分となので卵ふたつを一緒にフライパンに入れて焼く。不思議なことにふたつともそれぞれの位置で焼けるのではなく、割と近くにとどまっている。フライパンの底が平らではないのかもしれないし、卵を投入する位置とか高さとかそういうのも関係しているのかもしれない。

今日は衝突回避。片方が寄って行こうとしたがもう片方は別の方向へ行ってしまった。これが銀河だったら逃げ出し銀河、追いかけっこ銀河とでもいうのだろうか。何にせよ、意思もないのに集まろう、離れようというのはなかなか面白い。案外、宇宙もフライパンの中と変わらないのかもしれない。そんなことを考えながらぼんやり見てたら周辺が焦げた。カリカリだ。カリカリ銀河系。地球の位置を探してみらたなんとなくくぼんだ感じのところがそれっぽかった。銀河中心から見たら地球は辺境らしい。宇宙人が地球に来るのは辺境探査という名目のバカンス、あるいは田舎暮らしなんかなあ。

天体写真の展覧会は過去に見たことがあるけど、大判の写真が並んでいることもあって迫力がある。あれは畳1枚分くらいまで引き延ばすと見ごたえがものすごく出る。人工衛星とか探査機使って撮るのもいいけど、手持ちの一眼レフなんかで満天の星空とか撮影したい。あ、一眼もう持ってないんだった。GXRは頑張って手持ちでP10使って月を狙うくらいか。300mmだとたかが知れてるけどそこそこ写る。10年以上前のユニット・カメラなのにまだもう少しはがんばれるかもしれない。たまには連れ出してもいいよね。

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今日目玉焼きを焼いたので明日のお弁当に入れる卵おかずをどうしようか悩む。そういう日に限って二人とも早番。時短のためにゆで卵にしようかなあ、ゆでながらほかの用意できるから。ゆで卵はコアを持つ惑星ぽさがある。卵は宇宙。卵は星。ひとつひとつの星を食べてぼくらは生きている。

知らんけど。