買ってきた本とか
土砂降りのなか街まで遊びに行ってきた。一つは街の近くに住んでる彼女の様子を伺いに。もう一つは本を購入するために。
彼女の方には会えなかった。会えたことには会えたけど、直接じゃなくてインターホン越し。ほんとは直接会って話とかしたかったんだけど、「親が来るからごめん今日は無理」とのこと。まぁいいさいいさ。突然押しかけてった俺も悪いわけだし。今度遊びに行くときはちゃんと話つけてから行くことにしよう。うん。
アーケード街を歩きながら書店をハシゴ。5件ほど回ってきた。雨だからなのかやっぱり人が多かった。一番大人っぽい雰囲気の(まーなにが大人なのか分からんけど)店はある程度店内がほの暗いんだけど、この土砂降りで暗さ倍増になっていた。ありゃー目が悪くなるだろうな。
ハシゴして結局でっかいチェーン書店で買い物。マンガ3冊と新書2冊。トータル4000円近く…でもポイント使ったので2000円弱ですんだ。買ってきたのはこんなかんじ。
<新書>
・『怪盗ジゴマと活動写真の時代』(永嶺重敏/新潮新書)
前々から気になっていた1冊。指導教官が近代の芸能とか映画とか語り芸とかを研究されている方なので(しかしそれ以外も専門的な知識を持っているという…ぷち人間グーグル的な人。大学の先生ってこんな人ばっかりなんだろうか)、雑談なんかでもいろいろとその時代の話なんかになったりする。そんな話の中で1度出てきた「怪盗ジゴマ」という映画。先生はあんまり詳しく教えてくれなかった(自分で調べてみ、ということのようだ)。DVDなんかが出ていないかと思って探してみるものの、やっぱ古すぎる作品だからなのかそんなのはナシ。代わりにこれが面白そうだったので購入。
割と薄めなので早く読む事ができるかもしれない。
・『カメラ至上主義!』(赤城耕一/平凡社新書)
最近というかこのところ急にというか、まぁ研究テーマにするかどうか悩んでいるわけであるが、とにかく「写真」というものに対して興味を持っている。写真って、ある事象の「現在」をある視点から切り取ってそのままの形で保存して、さらにそこに意味づけという操作を可能にする科学技術(と書いてカッコよくテクノロジーって読んでみたいね)だと思うんだけど、そいつを民俗学で扱っていくとなると実際どうなんだろうか。例えばあるお祭りの写真を撮ったとして、この写真は一体どういう意味を持つのだろうか(ほんとはもっと別なところに興味あるんだけどそれ書いちゃったら他の人に持ってかれそうなので割愛)。ってなんだか映像人類学的な発想が必要になりそうな気がしてならないな。つーかその前に写真自体あんまり詳しいこと知らないのよね。実際「何をとったの?」なんて写真を撮ったこともあるし、それにカメラ自体持ってない。今はデジタルで何でも撮影できるけれど、アナログのメカニカルなカメラもいいよなぁ、と思うわけで。(昔父がマニュアルでメカニカルなカメラを持ってた)アナログで撮ることとデジタルで撮ることって違いがあるのかな。そんなことも考えながら読んでいこうと思う。
<マンガ>
ほいでもって。あとはこんなのを購入。『ガンダム』と『ハーロック』。どちらもアニメ版好きだし、こっちの原作版も好きなので集めているわけです。
ほんとに本棚が狭くなってきた…何とかしなければ。