華麗なるポー
ポーの一族を見てきた。
ポーの一族 文庫版 コミック 全3巻完結セット (小学館文庫)
- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/03/01
- メディア: 文庫
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今回は15時からの公演で途中休憩含めて18時までの3時間超えなんだけど、途中まったくダレることなく、むしろあっという間の3時間で終わったときには「え…もう終わっちゃうの…」的な感想しか出てこなかった。
「ポーの一族」終盤からのラインダンス、ショー、パレードへの流れは圧巻で、客席が置いてけぼりにされているような感覚だったのはすごく新鮮だった。芝居の余韻に浸ることなく目の前で艶やかなショーが始まる。客席の我々は虚を食らったようになる。ああいう展開だとテンポも良くて飽きないから見てて楽しいんだけど、終わったらどっと疲れてしまった。
芝居の方は「次元を飛び越えてきた」感がすごかった。2次元が3次元にやってきた、みたいな。何を言っているか分からねーだろうが、わたしもどう表現したらいいか分からないからこんな表現にならざるを得ないのだ…とにかく素晴らしかったとしか言い様がない。
マンガ原作は5巻完結らしいので買ってみようと思う。ちなみに原作未読で舞台を見に行ったけど、それでもお話しについていくことができた。未読だからこそ先入観なしで楽しめたのかもしれない。そしてまたCDを買うだろう。宙組公演の時に比べて音声のボリュームが大きかった気がするが、気のせいかもしれないし、トップの人の歌唱力とか声自体が大きかったのかもしれない。
今回の公演ランチはこんな感じ。1200円。おいしかった。
ちなみに開場時の混雑はこんな感じだった。平日だったけど、満席だったんじゃないかな。
小さい頃からミュージカルとか舞台とか見るのが好きだったので、こういう宝塚を見るのも全く抵抗ないし、むしろもっと数を見たいなあなんて最近は思うようになった。DVD貸してもらったりしているけど、やはり生の舞台が一番いい(当たり前か)。今年はいくつ見に行けるだろうか、楽しみだ。