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写真撮って、日記書いてます。

生人形を久しぶりに見てきた

生人形

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久しぶりに見たぞ生人形(いきにんぎょう)。

実家に帰る途中でちょっとだけ熊本に寄ったら、熊本市現代美術館のコレクション展示室でこの人形が展示されていたというわけ。

生人形(活人形という表記もある)についてはウィキやインターネットが詳しい。

生人形 - Wikipedia

matome.naver.jp

ここの美術館はたまにこの二人の取り組みを展示するからびっくりする。最初見たときは薄暗い照明の中、展示室のど真ん中にドーンと展示されているような状態だったから「え…人間?」と目を疑ったのを覚えている。周りに何も無くてこの人形だけ…人形じゃなくて人間が演じてるのかとすら思ったもん。

今回は展示室が明るくて「つくりもん」だとすぐに分かるからある意味心臓に優しい(ドキッとしない)。にしてもリアルだなあ。足の筋肉の張り方とか踏ん張ってる表情とか、全身にみなぎる躍動感がたまらない。ここの所蔵品の中でも一番好き。

からくり人形とも違うし、見世物の中でも割と異色な方なのかもしれない。当時の人たちがどのようにこの人形を見ていたのか。そういうの興味ある。 

江戸っ子はなぜこんなに遊び上手なのか (青春新書インテリジェンス)

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久しぶりに見ることができて良かった。何かね、元気出てくるんだよねこれ見ると。最初は不気味な感じだったけど、全体通しての躍動感が伝わってくるといえばいいのか、とにかくなんかこう、「やるぞー!」て感じになる。

ちょうど元気がない時期だったから救われたような気がしている。またダメになったときには会いに行こうかな。