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写真撮って、日記書いてます。

どうしたらそこまでエネルギッシュでいられるのか

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1313日目。仕事の日。

午前中は美術館でゆっくり展覧会の作品鑑賞をすることができた。できたは良いが、やはり職場からのメールとかそういうのは気になるもので、どこかじっくり鑑賞できない気分もあって、少し早めに美術館を出てしまった。いかんなあ。仕事に支配されてるわ。

しかしながら、いい展覧会をひとつ見られた気がする。大きな作品がずらっと並んでいて、その迫力にも驚いたし、それを描いた作者の年齢にも驚いたし、全体的にものすごいエネルギーが充満した展示室になっていて、むせかえるような力を感じた。見る側も元気になるような、そんな展示。わたし日本画とかあまりよく分からないんだけど(ギョーカイで食べて行くには致命的に危ないんだけど)、そんなわたしでも「見に行って良かったわ…」と思う内容だった。

エネルギーをもらったおかげかどうか分からないんだけど、昼飯はちょっと脚を伸ばしてラーメン屋にでも行こうかと、美術館から徒歩20分くらいとGoogleマップに表示されたところまで歩いて行った。寒かったけど、それを忘れるようなエネルギーに満ちあふれていたように思う。

さて、そのラーメン屋なのだが、マップで表示された場所にたどり着いたことはたどり着いたのだが、どうも様子がおかしい。鶏肉を専門に扱う精肉店で、お弁当も売っているという店舗。その中に小さくカウンター席が4つほどある、という何とも不思議なお店であった。

当然、鶏を扱っているのだからラーメンのスープもベースは鶏醤油。あまり食べない系統だからどうしようか一瞬だけ悩むが、しかしここは新規開拓!というナゾの後ろ押しもあってお店に入った。昼前の時間だったけど、ラーメンを食べに来ていたのはわたしひとりで、後は予約注文していたお肉を取りに来た人とか、お弁当の予約をしに来た人とか。唐揚げ弁当がやはり売れ筋らしい。

わたしが入ってから3人組がやってきて、それで席が全て埋まってしまった。その後もどんどんラーメン待ちの人がやってきていて、ちょっとの時間差でこうも違うのかと驚いた。あの時行くの止めとこうかなと躊躇っていたら食べられなかったかもしれない。

出てきたラーメンは、ザ・鶏醤油という感じのものだった。美味しいことには美味しいのだが、ちょっと澄んでいる感じもあって、豚骨で育った人間としてはもう少しパンチがほしいと思ってしまう。

うむ、豚骨文化圏の人間はこういうとき厄介だわ、と自分でも思う。

とはいえ、定食に付けた唐揚げがこれまた超柔らかくかつ揚げたてでうまかった。こういうのでいいんだよ…。

そんなわけで、久しぶりにエネルギーをチャージしまくって(台湾分はすでに無くなってしまった)職場に向かったのだが、そのチャージ分も終業時にはどこか飛んで行ってしまった。

ヘロヘロになった自分がいて苦笑いするしか無かった。

ええもうエネルギー切れかよ。ずいぶん短い持続期間だったな。これじゃ見てきた作家のように70代になっても何かするなんて到底無理だわ。難しいわ。

どうしたらそこまでエネルギッシュであり続けられたのだろうか。肝心なところを見落としているのでもう一度展覧会を見に行きたくなった。

今週末で終わりだけど。

行けそうで行けないな、こりゃ。