Archetype++

写真撮って、日記書いてます。

手は手でなければ洗えない

f:id:swordfish-002:20200407130400j:image

iPhone8 Plus

誰の何のセリフだったか、カウボーイビバップの第何話だったか、それすらあやふやなんだけど「手は手でないと洗えない」なんていうのがあった。まあそりゃそうだよなあとその時は聞き流していたけど、変に印象に残っている。

職業柄、嫌というほど手を洗う回数が多いし、家に帰って真っ先に手洗い・うがいする人間だ。1時間に1回は何かしら手を洗っているような気がする。洗わなかったら気持ち悪い。だからといって潔癖症というわけでもないのだが、とにかく手はしょっちゅう洗っている(おかげで手がよく荒れる)。なので、昨今の「手を洗いましょう!」キャンペーンは「何で今更…」という感じ。逆に考えれば手を洗わない人がそれほど多いのか。そっちの方がショックだが、いや待てよ、確かに洗おうとしない人多い気がする。駅のトイレで用足してそのまま出ていく男性、よく見かけるぞ。割と頻度高いぞ。それに、小学1年の時、校内のガイダンスみたいな授業でトイレを案内した先生(男性)が「男は手は洗わなくていいぞ」と言っていたぞ。間違いなく、堂々とそう言っていた。なぜかその場面は鮮明に覚えている。自分の短い人生(6歳くらいの出来事)での常識とあまりに違っていたからかもしれない。そういう時代だったのかもしれないが、それはそれでひどいなと思う。

あと手を洗わないの、小学生の息子さんがいる職場のお母さん方からも同様の話を聞く。特に男子。外から帰ってそのままなんかしちゃうとか。うん。手を洗うプロセスめんどくさいもんな、それよりテレビつけたりゲームしたりいろいろしたいもんな。気持ちはよくわかるが、もうこれは習慣づけていくしかない。習慣づけてしまった結果、1年の間にそんなに風邪とか病気とかそういうのにかからない身体になったから、やはり手洗いうがいは重要。

あ、調べたら「手は手でなければ洗えない。得ようと思ったらまず与えよ。」が正確な格言らしい。ゲーテだって。ちょっとだけ賢くなったが、しばらくしたらまた忘れる気がする。