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写真撮って、日記書いてます。

電波に振り回される

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iPhone8 Plus

1098日目。仕事の日。

「圏外」になる場所で仕事をしていると、スマホに電話がかかってきていないかものすごく不安になる。まあそういうことは滅多に起きなくて、むしろ電話すらかかってこないのかよと落胆しそうになる。

いや待て、電話嫌いのくせになんでそう考えるのか。

自分でもよくわからない。

無かったら無かったで別にいいのだが、部署内電話にかかってきていて不在でケータイにかけ直してくれた相手だったらどうしよう、とか思う部分はある。それであれば、どちらも反応なければメールか何かで別途連絡してくれるだろう。そういう期待をしてもいいのかわからないが、今はその方針でいくしかない。

閉鎖的な空間での作業なので、万が一の場合に外部と連絡するためにスマホを持って行っているものの、圏外になるならあまり意味がない。

いや訂正しよう。あまり、ではなく、まったく、だ。

通信に使えないものを持って歩いている時ほど悲しいものはないよね。そしてそういう時に「何か起きたらどうしよう…」とちょっと不安になる。幸にして何も起きなかったからよかったものの、この状態で何かあったらどうしたらいいのか。走って外に出るか、扉を叩いて知らせるか。そのどちらも敵わない場合は?考えれば考えるほどどうしたらいいかわからないものだ。

まあ、なるようになるか。

マスター・キートンの内容を思い出しながらやればなんとかなる?ああでも、最近読んで無かったから記憶があっちこっちにいってるわ。となると、万一のことが起きても何もできないかもしれないな…。

圏外エリアから出てアンテナが3本立った時は嬉しかったなあ。ああ、ようやく人間の世界に戻ってきた、みたいな。大袈裟かもしれないけど安心度は上がる。圏内になってすぐにスマホを確認する。電話とか連絡もなかったようだ。入ってたらSMSで何か飛んでくるはずだが、それもなかった。それはそれでやっぱりちょっと寂しい気もする。気もするがこれでいいのだ。

しかし…このままだと本当に何かあった時に大変なことになりそうだ。上の人に言って、基地局というかブースター?みたいなのを設置してもらえないか掛け合った方がいいかもしれない。そんな気がしてきた。

帰宅途中、電車が地下を走行する区間で再び圏外になる。しかも圏外表示されないのに繋がらない。地下区間を抜けたら戻ったけど、ちょっとだけ不安になる。

なんだかなあ。

よくよく考えてみれば、この小さなデバイスと見えない電波に振り回されてる。よくないというのは簡単だが、すでに生活の一部となっている以上、付き合い方みたいなのをもう少し考えた方がいいのかもしれない。

…というのをスマホから書いている。なんだよそれ。