K先生に連れられて、魚料理のうまい小さな料理屋に行ってきた。夕べのことである。研究室にちょっと遅くまで残っていたら、「これまでパソコン関係のこととかでいろいろお世話になってるから」とかなんとかいう理由で晩御飯をご馳走になったのだった。
ついたのは学校から徒歩10分以内で移動できる距離にある小さな料理屋「I」。ほんとにこじんまりとしたお店であった。25人くらいで満席になってしまうくらい。しかしそれが逆に居心地よかった。もともとコンビニだった場所を改装してそういう料理屋にチェンジしたらしい。店員さんも、「家族でやってます」的な雰囲気がしてた。こういう店が近くにあったとは…ぜんぜん知らなかったな。
生ビールと刺身と魚定食をご馳走になった。刺身は「くじら」があったので頼んでみた。初めて食べたよ、「くじら」。半解凍くらいの状態に、おろししょうがをつけて食べる。うーむ、今まで食べた魚とはぜんぜん違う感じがする。まあ、魚、じゃないから違うのは当然なのかもしれないんだけど。不思議な味で、癖になりそうだった。スライスした玉ねぎ(ツマとして出された)と一緒に食べてもおいしかったな。
あとは蛸の刺身。これもプリプリでうまかった。
魚定食は太刀魚の塩焼きの定食を選んだ。他に塩焼き鯛(手のひらサイズの小さな鯛)の定食とか5種類くらいあった。久しぶりの太刀魚。これもおいしかった。熊本でおいしい魚にありつけたのはもしかしたら初めてかもしれない。
定食はだいたい600円くらいだったような気がする。先生にご馳走になったので、値段とか詳しいことは分かりませんでしたが、壁に貼ってた紙を見る限りでは、とてもリーズナブルな値段だったと思う。何より魚がうまいことがうれしかった。そんなこんなでおいしいお店を「発見」したのだった。ごちそうさまでした。