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写真撮って、日記書いてます。

『よつばと!』14巻の感想とか、その辺

よつばと!14巻を買いました

iPhone8 Plus

新刊発売日にゲット。店頭に並んだ最後の1冊でした。バックには在庫あるんだろうけど、とりあえず表に出てた分の最後のようでした。

よつばと!(14) (電撃コミックス)

よつばと!(14) (電撃コミックス)

 

新刊。久しぶりのよつばと。

単行本派なので、話の続きがどうなってるのかを思い出すのに時間が必要なんだけど、なんだろ、よつばと!って別に前巻の内容を覚えていなくても読めるところがあるように思います。登場人物の名前や年齢、性格とか、そういう基本的な部分は必要だけれど。

本巻では、よつばにちょっと変化が起きていて、それがすごく意外なようで、ああでもこのくらいの年齢の子だったらこんな感じかもなあなんて思いながら読みました。よつばの言葉(発話)が増えてるのと、きれいなもの(女性的なものと括ったら主語がでかいんだけど)に興味を持つようになったことがあげられます。

発話に関してはアマゾンレビューでボロクソに書いてあるものもありました。「発話が多いのはよつばらしくない!」みたいな。でもさ、考えてみれば劇中時間で半年経とうとしているし、その間よつばの周りにはこれまで以上に話をする相手ができたわけで、その影響があるのは間違いないよね。

というのと、サザエさん時空じゃないことが改めてわかりました。皆ちょっとずつだけど変化している。やんだとジャンボはあーどうなんだろうあのふたり。とーちゃんは変化はさほどないように見えるけど、その代わり周りの環境とか登場人物で変化がもたらされてるような印象を受けました。

例えば「こはるこ」の登場とか、新しく家具が増えて仕事のやり方が少し変わったりとか。毎回とーちゃんが家の中で登場してるシーンは仕事しているシーンが大半なので、割と仕事が任されるくらいのポジション(というか人)なんだろうなと。作者いわく「マイナーな言語」の翻訳家らしいけど、しょっちゅう仕事しているってことは、それなりにニーズのある言語なんだろうな。

前巻から数年かかって、11月くらいの雰囲気になってきました。クリスマス、お正月、節分、桃の節供で桜の季節、そしてよつばの入学式という1年の流れで終了という感じになるのかな?

ただ、どの巻も最終話は「ここで終わってもまぁ綺麗だよね」という終わり方をしているので、作者のさじ加減でいつでもおしまいにできるのかもしれません。序盤にあったギャグマンガの雰囲気は影を潜めつつあります。5巻くらいまでがギャグテイストかな、6巻以降ちょっとずつ日常モノにシフトしていったような気がします。

ちなみに、とーちゃんがついにスマホユーザーに。この辺、リアルの時間がもろに影響与えちゃってるなーと思わず笑ってしまいました。久しぶりにしまうーも出てきたし、楽しい巻でした。