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写真撮って、日記書いてます。

高いところから失礼します

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115日目。出勤の日。
真夏日でマスクが蒸れてしんどい。

今日は比較的のんびりとした仕事体制ができるかと思いきや、朝から展示レイアウトの移動・変更があり、そのあとはロビーで入館者の対応してあっという間に昼飯の時間がやってきて、昼からはレイアウト変更した報告書の作成やら何やらでバタバタしていた。落ち着いて何かできるかと思ったのにこれだ。

ようやくもろもろ片付けてさあ自分の仕事に取り掛かるぞ!と勢いつけた瞬間「ちょっと高所作業付き合って」とお呼び出し。「ちょっと付き合って」で呼ばれていくような作業ではないのだが…。

日光が強く当たるところにビニールシートを張るだけの作業なのだが現場が地上5メートルくらいの高さ。高いところから失礼します、だ。

先に設備の人と男性職員がビニールシートを持ってあがり、最後にわたしが土嚢を上げていく段取り。最後の方でもたもたしていたら土嚢係をする羽目になってしまった。なお、作業タワーなどなく、はしごでの持ち上げである。はしごを片手でつかみ、もう片方で土嚢をつかんで上まで持って行く。はしごは十数年近く使われているものであちこちべこべこなうえに歪みが生じているので接合部をはじめ各所が不安定だ。落ちたらどうなるんだろな、怪我したら労災下りるかな、ヘルメットしてないけど大丈夫かな…不安と土嚢の重さで足は鈍かった。本職の工事現場の人が見たら絶対怒られるだろうな、てことをやってしまった気がする。

気がするじゃねえよやってんだよ。反省しなきゃ。

その後ビニールシート張り作業にわたしも駆り出されたのではしごで登ったが、足が突き抜けるんじゃないかとか、転がってしまったらどうしようとか、そういうのばかり考えてしまう。気が多いと事故のもとだからよくないんだろうけど。

にしても現場はものすごく暑い。暑いを通り越して熱い。日差しが直接降りかかってくるし、照り返しで暑くなるし、時おり吹いてくる風だけが頼みの綱。作業あるなら熱中症対策用のタオル持ってくるんだった。ただ、高いところに上るのは好きなのでもう少しいたかった、てのも実はある。「バカと煙は高いところが好き」とはよく言ったものだ。高所は苦手だが、どういうわけか惹かれるものがある。

空が近くなるから、てのもあるかもしれない。

現場は今のところ大丈夫だけど、台風が来たらちょっとわからない。そういえば一昨年あたりも台風直前に現場に引っ張り出されたな、男だからっていう理由だけで。あれ何なんだろうねいったい。この辺いろいろ言いたいことありすぎて困る。

とりあえず、軽くて丈夫なヘルメット職場に置いてた方がいいような気がしてきた。もう上らなくていいかもしれないけど。