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写真撮って、日記書いてます。

久しぶり過ぎるコロッケそばを食う

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603日目。仕事の日。

こないだ昼に食べたコロッケそば。超がつくくらい久しぶりだったんだけど、こっちの人はその存在すら知らなくてあまり話が噛み合わなかった。

「え、コロッケ入れるんですかそばに」「おかしくないですか」「ぐずぐずになるじゃないですか」「それそのお店独自ですか」「なんでそんなことをするんですか」散々である。確かに、せっかく揚げたものを汁に浸してぐずぐずのモロモロにして食べるという暴挙をしている上に、芋でできたコロッケをずーんと入れるのである。でかくて重い。サクッと食べられるはずの立ち食いがヘビー級になる。

それがまたうまいんだけど、今ひとつ理解してもらえなかった。

確かにわたしも、初めてコロッケそばを食べた時はゲテモノ感といったら失礼かもしれないが「なんでこれをここに入れたか」意味が分からなかった。どこだったかなあ、川崎かどこかの立ち食いにあって食べたのが最初だったような気がする。かき揚げにしようかと考えていた時にチラリと「コロッケ」という表記があって、物珍しさとお腹の空き具合とで気づいたら券売機のボタンを押していた。小ぶりのコロッケが載っていた初めてのコロッケそばは、関東のちょっと辛めの出汁とあっていて意外な美味しさだったのを覚えている。

しかしこちらに来てからはメニュー自体になく、ぼっかけとかまた独自のメニューがあるなど、東西で立ち食い文化が違うことが面白かった。そんな中での久しぶりのコロッケそばなのである。

関西の甘め薄めの出汁に果たしてあうのかどうか。食べてみたところ、特に美味しくない訳でもないが何か違う。そう何かがちょっと違うのだ。少し辛めの出汁だからあっていたのだろうか(コロッケのソース的な感じ?)。値段もぼっかけと同じくらいなのであった。

むむむ、コストと味を考えたら次頼むかどうか考えてしまう。またどちらもうまいってのがな…判断が難しい。

コロナのご時世になってから立ち食いに行く機会もめっきり減ってしまった。久しぶりに行くとカウンターも仕切りがついてたし、消毒液とかその辺のものがカウンターに置かれていた。狭いところがさらに狭くなっていた。いっそのこと、一度に入れる人数を制限して少し広めにした方がいいのでは、とすら思うが、それだと売り上げが下がるんだろう。飲食は本当に難しそうだ。わたしができることとすれば、こうやって時々店で食べるくらいだ。

それにしてもこのお店のコロッケはホント大きかった。丼の1/2を埋めるってどういうことよ。そばがメインというよりコロッケがメインだ。ぞはの味よりコロッケの味しか記憶にない。この大きさでありながら、ぐずぐすにならない不思議なものだった。特注してんのかなあ。

そして周りを見てもコロッケそばを食べているのはわたしだけである。これはもう定期的に通ってメニューを残してもらえるように食べ続けなければ。


とかなんとか書いているのだが、コロッケそばにそこまで愛着はない。むしろかき揚げそばの方が好きなんだ実は。