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740日目。仕事の日。
なかなか書けない、しかも需要がない(!)出しても掲載されることはないだろう的な原稿のことでうんうん唸っていたら、「それぞれのメディアで違うこと書かなくてもいいじゃないですか~こないだ某新聞に出した原稿と同じでもいいじゃないですか~」と同僚(いつも鋭い突っ込みを入れてくれる人ではない人)に言われる。
はあ?そんなのが許されると思ってんの?
と思わず言いそうになる。いやー口に出るのを抑えるのに頑張って我慢したよ。媒体が違えば読者層も違うし、著作権的な部分どうなのよっていう話だし。だいいち、同じものを違う場所に出すってものすごく失礼な話だし、信用に関わってくる問題じゃないか。100歩譲って、そういうのが分からない人ならまだ仕方ない部分もあるけど、そういうことが分かってなきゃいけない立場の人からそういうことを言われたことがものすごくショックだったし、ものすごく頭にくるし、ものすごくムカつくわけで。
これがあと10歳くらい若かったら反論するし、縁を切ろうとかやるけど、歳を取れば「ああ、そういう人なんですね…」と思って、シラーと徐々に関わりをフェードアウトしていくような感じだ。今回もそういう流れで、最低限しかしゃべらないようにしようかなと考えている。まあ、相手もそんな感じだからこちらもあまり深く関わらないようにしておこう。
とかいう話をツッコミ型同僚に相談してみようと思うが、しかしそれはそれで、かえってグサッとこちらがダメージを受けてしまわないか心配である。いや、彼女のことだから多分的確なコメントをしてくれるだろうが…受けるこちらの心の方が大丈夫か不安になる。でも、その分忖度ない意見が聞けるだけありがたい。
あとはねー…やっぱり自分が一番悪いと思うんだよ。書けない書けないでぜんぜん出来てないんだから。これで「飯食ってるわけじゃない」とか言って逃げてるくせに、「同じのでいいじゃないですか」とか言われてキレる器の狭さね。書いててだんだん情けなくなってきた。なんだ、自分自身に対して一番不愉快に思っていたのか。
書いたら整理できたのか、多少は落ち着いて考えられるようになった気がする。
とか言いながら、頑張って作った別原稿の送り先からはなしのつぶてだし、もうひとつの方は掲載しますよと言われた日になったのに掲載されてないし、だんだん大丈夫か不安になってきたのとぞんざいな扱いにいら立ってきたのと、そういう自分が嫌になってきたのがあわさってかなりのストレス。
疲れた…しばらく日本海側の温泉地帯に行ってひとりぼんやりしたい…。