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写真撮って、日記書いてます。

30数年ぶりにサーカスを見に行った

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休日の日。

来週で終わる木下サーカスを見に行ってきた。妻がサーカスが好きだというので、今回どうしても行きたかったらしい。11時からの回を目指して朝から出発した。

会場は森ノ宮大阪城が見える広大な空間である。周りが団地やマンションだらけなので、次にサーカスが来るときはおそらくこんな空き地はもう無くなっているだろう…また違う場所になるのかな、と開場を待ちながらぼんやり思った。

 

そのくらい早めに行ったのだが、それでも自由席に並んでいたお客さんは300人くらいいたうえに、それから時間が経つに連れて並ぶ人が増えて、われわれの後ろに約500人くらいいたように思う。最終的には1000人近くいたんじゃないか。

指定席がまだ余ってるというアナウンスが流れるが、ほとんどの人はそのまま並んでいた。指定席には入場券+指定席券という二階建ての料金設定になっているのだが、その指定席券が入場券と同じ値段なのだ…要するに2倍の差額を払って入るかというと正直厳しいものがある。もうちょっと稼げていたらそういうのもできるのだが、今は無理だ。

あ、自由席を狙ってる人は、会期末が近いので朝の回を狙うのであれば9時半とかにいた方が余裕があると思う。まだ自分で席を選べる。14時からの回の人は13時とかその辺かなあ。とにかく自由席に並ぶ人が多いので早め早めの行動がいい。

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無事に会場入りして、席も何とか確保したんだけど、周りを見たら子連れが多くて少々びっくりした。小学生らしき子たちもいて学校とかどうしたんだろなあと要らない心配をしてしまった。まあそれぞれの家庭に考えがあるからなんとも言えないけど。

ただ、小さい子連れの親御さんがサーカスに夢中になっていて子供たちが飽きている光景もあちこちで見られた。座席横の通路階段に出て座り込んでる子とか走り出そうとしている子とかいたし…今の子たちにはサーカス自体よく知らないものなのかもしれない。知らないものは見ても面白くないのかな。テントの中央で演技が始まってても全然見てなかったし。

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実はサーカス自体30年ぶりだった。いや、もしかすると35年とかそのくらいかもしれない。そのくらい見に行ってないし、自分の住んでる範囲にやってこなかった。最後に見たサーカスはおそらく木の下大サーカスではなく別のサーカス団だったと思う。親父に連れて行ってもらった。内容は全然覚えてないんだけど、演目のひとつに着ぐるみのトランスフォーマーショーがあって、着ぐるみのコンボイ(?)とメガトロンが戦うというものだけ覚えている。当時アニメを見てたのでハマっていたんだと思う。どうもわたしのロボ好きはそこから始まってるっぽいのだが、それはまた別の話。

とにかく、それ以来のサーカスなので期待しつつどんなんだろと「分からない」感じでもあった。約2時間の演目はあっという間に終わってしまった感があった。いやあ空中ブランコとか生で見ると迫力あるのね。バイクのスタントもカッコよかった。ただ、期待していた動物たちはそこまでたくさん出なかった。「典型的な」サーカスを期待していたんだけど、演目もロープ使う・回転するという似たようなものが多くてちょっと残念だった。諸外国のサーカスの影響を受けてるのかなーとか考えてしまった。

からくりサーカス(1) (少年サンデーコミックス)

まあそれもそれでいいよな。

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帰りにゾウさんと一緒に記念撮影して久しぶりのサーカスはおしまい。次に見られるのはいつになるだろうか。そもそもサーカスという文化は残っているだろうか。そういえば、パンダコパンダで「雨ふりサーカスの巻」があるのを思いだした。

もしかすると、あと数十年でこのアニメの内容も通じなくなるのだろうか。どうなるんだろうなあ。

余計なことかもしれないけど、そんなことを考えた。