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職場の近所にある公園の木を眺めながら出勤することがあるんだけど、ここ数日でようやく色づいてきた感じだ。今年は秋がないんじゃないか、てくらいいつまでたっても暑かったんだけど、ここに来てようやく気温が低い日がやってくるようになった。
とはいえ、例年よりもまだ暖かいような、そんな気がしてならない。寝るときも長袖のパジャマに替えたけれど、断熱が優れた部屋なので長袖でも暑い時がある。おまけに布団が羽毛布団なので、なんだかんだで汗かいている時もある。どうなってんだよこれ。過ごしやすいというのは確かなのだが、しかしいつまで経っても夏めいているのも気が滅入る。いい加減、冬が来て欲しいと思う今日この頃である。
それで、この木がようやく色づいてきたのもあって、やっと秋の到来を実感している。この木、この色になったら散るの早いんだよな…数年前見たときは、同じくらいの時期にはもう無かったように思う。今年は少し遅いが、きっとあっという間に散って裸の木になるだろう。雨が降ったら風が吹いたら変わるのがより早くなるんじゃないかな。紅葉も見たい気もするが、こういう何気ない木の変わりようを見るのもまた良いものだと思う。
一方、我が家の周りの植物たちはまだまだ葉が青いままのようだ。種類なのか環境なのか、単純に比較できないんだけど、こっちは秋がまだ来ないようだ…残念。
食卓の方は、栗入り大福とか栗入りどら焼きとかそういうものがちょこちょこおやつで出るようになって（わたしも妻もそういうのが好きなのである…和菓子最高…）、それはそれで秋の到来を実感するのだが、そういえば今年はまだサンマを食べてないし、サツマイモの料理とかも食べていない気がする。
柿は食べた。食べたけど、まだちょっと甘さが控えめの印象。これももう少ししたら時期なのかな。品種にもよるかな。
職場の人とカレンダーを見ながら11月が残り10日ほどだということに軽く絶望する。その場に居合わせた人間皆ショックを受けていた。「マジか…あと10日くらいで12月になるのか」「今年終わりますやん」「え？まだ9月60日じゃないの？」口々に言うが、皆、この日々の過ぎ去り方の速度に驚いているし、あと1ヶ月で今年も終わりを迎えるということに驚愕していた。わたしもビックリしたもん。
そうか…あと1ヶ月で今年も終わるのか…。
そう考えると、やっぱりこの色づき方は遅いよなと思うし、たぶん散るのはあっという間だろう。
そしてあっという間に冬がやってきて、気づけば年末になっていそうな気がしてならない。あっという間になる前に、なんとかひとつふたつ仕事にケリを付けたい。
そんなことを思った。
