Archetype++

写真撮って、日記書いてます。

「博物館」を伝えることの難しさよ

雨の木々

iPhone8 Plus

トライやるでやってきた中学生に対して「博物館の楽しさ・魅力」についてあれこれ話をしたんだけど、どうも反応がよろしくないです。ただただ口をぽかーんとしているだけ。「このオッサン、何言ってんだろ…」みたいな顔をしながら、それでも一応「トライやるで来ている」ということもあって仕方なく話を聞いてるみたいな感じ…。

 

あ、書いてて辛くなってきた。

 

話が難しいとかそういうわけじゃないみたいで、単に興味が無いのかなあとも思うんだけど、もうちょっとリアクションが欲しい。

 

まあね、博物館行く気が最初から無い子たちだからってのもあるのかもしれない。聞いてみたら5人中1人だけが3ヶ月以内に博物館に行ったことがある子で、残りは6ヶ月あるいは1年以上博物館に行ったことがないそう。理由は「時間がない」「お金がない」「博物館があることを知らない」という3点に集中してました。

 

いやまさか、ホームにしてアウェイ感を味わうことになろうとは。

博物館へ行こう (岩波ジュニア新書)

博物館へ行こう (岩波ジュニア新書)

 

 この本の内容とかもちょこちょこ話の中に織り交ぜつつ、なんで博物館があるのか、どういう仕事なのかをざっくりと話はしたものの…そりゃあ生活の中に博物館という選択肢がなけりゃ話通じないよなあ。

 

こういうとき、どうしたらいいものか。

 

いや割と問題だぞこれ。

 

地道に学校と連携して出前授業とかそういうのやっていった方がいいのは間違いないけど、それ以前の大前提として「博物館があること」をどうやって知ってもらったらいいのか。これもまた地道に発信していくしかないのかなあ。

 

何か方法がないか考えてみようと思います。

 

 

ちなみにノーリアクションの相手に話をするのはものすごく疲れることがよ〜くわかりました。相づちってマジ大事やね。うん。

愚痴しか出てこない最近のわたし。

洋館・内部

iPhone8 Plus

ノンビリしたいときに限って仕事が放りこまれてくるのは、ほんとに勘弁して欲しいわけで。トライやるの相手をするとか、そういうのはまだしょうが無いけど、それ以外の「そっちでやってくださいよ」的なコトまで面倒を見なきゃならないというのは、どうなんだろう。

とかいう愚痴しか出てこないのが最近のわたし。

嫌だなあ、非生産的すぎてプラスにならないわ…

こういうときは写真のことを考えよう。そうしよう。

 

ああ、ちょろっと書くけど、古写真を収集したいなと思っています。でもどこで収集するのが早いのか考え中。古書店とかその辺?一番いいのは個人のお宅で眠っているようなもの。この辺はまた今度あれこれ書こうと思います…

見学先の案内対応が残念だったこと

神戸・とある洋館(文化財)

iPhone8 Plus

せっかく楽しみに見に行った場所でも、対応してくれた人が悪かったら一気に印象悪くなるよね、てことがたまたまありまして。

これは、自分も気をつけなきゃと思うところです。

文化財になってる洋館を見学したときに、案内してくださった方がこちらが質問する暇もないくらいにわーっとしゃべる人だったので、自分らの感想をまとめる暇も無く、ただただ右から左に流されていくような、そんな感じの見学になってしまいました。

「ここのこれが素晴らしい!」「作った人が○○さんという人で~」「ここからの眺めが~」作った人の情報はありがたいけど、それよりも建物内のいい感じのところ(今の言葉で言うなら「エモい」とこ?)を自分たちで見つけるのがある意味醍醐味なのに…。

ひたすら話しかけられるし、途中から私も同行者も「あれ…思ってたのと違う…」て顔をしてました。案内人の個性って出るよね、こういうところだと特に。非情にいい建物で、レトロモダンな雰囲気がすごくある場所だっただけに残念でした。

うまくいかないトライやる

神戸迎賓館・プライベートルーム

iPhone8 Plus

トライやるでだいぶ疲弊中。今年の連中は前年と比べてだいぶ違う…というか、まとまりに欠けるのがやりづらいです。遊びの延長戦のような感じで来ているようで、どうやって怒ればいいか、そもそも怒って通じるのかわからないのがつらいです。

他の業務もあるのによぅ、こういうとこで時間とりたくねーんだわ。

男子生徒ばかりだからそういうことになっちゃうんかな…女子生徒が数人いれば彼女らがだいたい仕切るんだけどな。そのくらいこの年代の男子生徒は幼いことに改めて気づかされました。自分もそうだったんかな。

例年であれば3日目くらいにぐーんと成長する子が多数なんだけど、今回は変化なしで教える側が悪かったのかすごく悩んでます。今日が最終日だけど、どうなるんだろう。

 

「トライやる・ウイーク」で子供が変わる (21世紀型授業づくり)

「トライやる・ウイーク」で子供が変わる (21世紀型授業づくり)

 

 少しでも変わる子が出てくれれば、やってよかったなーと思うのだけれど。

実習系が入ると仕事ができなくなるが

イス

iPhone8 Plus

 

分かっていたことだけど、博物館実習とか職場体験学習が勤務時間に入ってくると、それ以外の業務が何もできなくなるのが非常につらいです。

毎年こんな感じだな。

特に中学生くらいになるとほぼつきっきりになるので、パソコンを実習の部屋に持ち込んだとしても触れないこと多々。中学生、何しでかすか分からないところあるからずっと見てなきゃならない。

残業もできないから結局持ち帰りでちょこちょこと仕事の続きをする訳です。

まあ、相手が何かしら感じてくれればそれでいいんですけどね、実習受け持った甲斐があるというものです。ただそのことが今すぐ伝わるのか、それとも数年後に伝わるのか見えないのがこれまた難しいところ。こういうところ、博物館の展示と一緒やな。

 

そんなわけで今日もがんばる。

この、ろくでもない休日

黄色い花

GXR + GR LENS A12 28mm F2.5

久しぶりの休日は、結局どこかに行くこともせず家であれこれ作業してました。

原稿が書き上がってなかったし、トライやるの子たちの教材もできてなかったのでそれを片付ける作業と、夏季展覧会の準備というか勉強。映画に関する展示なのでひたすら映画を見るという、一種のマラソンをやってました。頭痛いです。

なんでこう、昔の特撮映画は展開がすごく緩やかなのか。人間ドラマと唐突に織り込まれる怪獣の出現とドタバタ。60年代後半からの某怪獣王映画は子ども向けへぐっと寄っていることもあって、チョココロネが怪獣王と怪鳥を説得するというトンデモ展開。

三大怪獣 地球最大の決戦 【60周年記念版】 [Blu-ray]

三大怪獣 地球最大の決戦 【60周年記念版】 [Blu-ray]

 

さすがに大人になって見返すと厳しいなあ衛星放送で見たときは子どもだったから割と夢中になって見れたけど、最後に怪獣たちが帰って、めでたしめでたしで終わってしまうのはどうなんだなんてことをいやらしく考えてしまいます。

どこかでお笑いを入れようとしてくる、そういう部分も今見直すと余計な付け足しやな、って思っちゃう。

そんなことを考えちゃう自分に自己嫌悪するというね、そういう流れでした。

むしろシンゴジラの展開のスマートさの方が異質なんかな。

シン・ゴジラ Blu-ray特別版3枚組

シン・ゴジラ Blu-ray特別版3枚組

 

まあそれはおいといて。さすがに一日で2本見ると脳が疲れます。何のための休日なのかだんだん自分でもよく分からなくなってきました。

ビールがあったらますます分からない、本格的ろくでもない休日になっていたかもしれません。

 

何も考えずに、映画を楽しめる日が来て欲しいです。いやほんと。