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写真撮って、日記書いてます。

「博物館」を伝えることの難しさよ

雨の木々

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トライやるでやってきた中学生に対して「博物館の楽しさ・魅力」についてあれこれ話をしたんだけど、どうも反応がよろしくないです。ただただ口をぽかーんとしているだけ。「このオッサン、何言ってんだろ…」みたいな顔をしながら、それでも一応「トライやるで来ている」ということもあって仕方なく話を聞いてるみたいな感じ…。

 

あ、書いてて辛くなってきた。

 

話が難しいとかそういうわけじゃないみたいで、単に興味が無いのかなあとも思うんだけど、もうちょっとリアクションが欲しい。

 

まあね、博物館行く気が最初から無い子たちだからってのもあるのかもしれない。聞いてみたら5人中1人だけが3ヶ月以内に博物館に行ったことがある子で、残りは6ヶ月あるいは1年以上博物館に行ったことがないそう。理由は「時間がない」「お金がない」「博物館があることを知らない」という3点に集中してました。

 

いやまさか、ホームにしてアウェイ感を味わうことになろうとは。

博物館へ行こう (岩波ジュニア新書)

博物館へ行こう (岩波ジュニア新書)

 

 この本の内容とかもちょこちょこ話の中に織り交ぜつつ、なんで博物館があるのか、どういう仕事なのかをざっくりと話はしたものの…そりゃあ生活の中に博物館という選択肢がなけりゃ話通じないよなあ。

 

こういうとき、どうしたらいいものか。

 

いや割と問題だぞこれ。

 

地道に学校と連携して出前授業とかそういうのやっていった方がいいのは間違いないけど、それ以前の大前提として「博物館があること」をどうやって知ってもらったらいいのか。これもまた地道に発信していくしかないのかなあ。

 

何か方法がないか考えてみようと思います。

 

 

ちなみにノーリアクションの相手に話をするのはものすごく疲れることがよ〜くわかりました。相づちってマジ大事やね。うん。