この前久しぶりに「昔住んでた町」を歩いた。
大学の裏門から小道をだらだら進んでいく。
以前と同じところ、そうでないところがあって面白い。
ここは前お年寄りが住んでた。
この道の先が昔住んでいた家がある場所だ。
同級生のKくんが住んでいたところ。今は京都あたりにいるらしい。
昔住んでたのはKくんのすぐ近く。この4階に住んでた。西日の強い部屋だった。
いろんな事があった。
今は誰かが住んでるらしい。
近くの自転車屋もいつのまにか廃業して空き店舗に。
以前は道の手前までいろいろはみ出していたんだけどな。
そのまま帰るのももったいないのでもう少しぶらぶら。
大きな道路のすぐ傍を小さな私鉄が走っている。
線路沿いは畑。
線路は大きな道路から小さな道路の方へ。
ちょうど電車がきた。
この小さな私鉄は民家のすぐ傍とかも走ってて、非常に面白い。
もう少し歩く。
歩きながら「本当にこの町に住んでたのか?」と思う。
見慣れているはずの風景だったのに、久しぶりに通ると何もかもが違うように思える。
この町はこんな色にもなるのか。
あとは駅まで一直線。それから市電で町の真ん中へ。
ほんとはもう少しうろうろできれば良かったんだけど時間がなかった。
いろんなことがあった町だった。好きかキライかでいうと夏の暑さ以外は好きだな。