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梅が咲いてた。すっかり春が近くまできてるんだなあ…と少し癒される。記憶では近くに蝋梅もあったはずなのだが、今日は見当たらず…もしかしたら別の場所に咲いてるのを勘違いしているのかもしれない。
記憶は恐ろしいもので、そうやって勝手にいろいろと生成する時があるから厄介だ。かつて読んだ論文には、その時の状況によって変容する、みたいなものが書かれてあった。これ読んだ時、記憶に自信がある身としては「えっ…」と驚いてしまった。
もしかしたら自分の記憶は違うかもしれないし、実は何も覚えてないのかもしれない。ここまでくるともうSFとか創作の世界に片足を突っ込みそう。実際、ロボットアニメの『ビッグオー』はそんな話だった(アメリカっぽい感じだけど日本製アニメでとても面白いので未見の方は是非ショータイムしてほしい)。
直近のイヤな記憶も偽の記憶だったらいいのに。眼前にあるチラシがそんな思いをうち壊してゆく。まだ癒し力が足りないので、またゆっくり梅とかボケの花とか眺めに行きたい。
