iPhone8 Plus
682日目。仕事の日。
諸般の事情で事務所にひとりになってしまった。平日の週明けでこの事態は大変に厳しい。電話やら電話やら、電話があったときに対応に限度がある。また運悪くそういうのはタイミングが重なるのよ。あれはどうしてなんだろうねえ…毎回不思議でしょうがない。
さて、こないだ書いたものが「長すぎる」とメールで返されたため、泣く泣く再編集して削ることになった。200字。400字詰め原稿の半分。かなり厳しい戦いを強いられているようなものだった。
もともとそんなに字数がいけるものでもなかったので、オリジナルのものでも割と削ったりかなり端折った書き方をしていたんだけど、それでも多すぎたらしい。「どこを削ればいいのだ」と途方に暮れる。うーんうーん…非常に難しい問題だぞこれ…ええいもうあとは知らん!という意気込みでえいやあと削っていった。削るのは心も削るのよね、できた段階でかなりいい具合に整ったと思っていたから。それを改めて編集して削って形変えていくのはかなり心苦しいものがある。
結局、出来上がったのは最初に書いたものよりも勢いのない、まったく形も異なる、たいしてつまらない…というかよくある内容の文章になってしまった。わたしが書く原稿はだいたい読み手に「?」と思わせるような内容を組み込んでいるのだが(自分で言うのもアレだな)、今回はそれもカットした。
泣く泣くだ。
背に腹は代えられないが、何の変哲もない、ありきたりすぎて面白味が全くない、と自分でもいうのもなんだけど、自分の中ではそんな印象のものになってしまった。ああ、技術が足りな過ぎて嫌だし、後出しじゃんけん的に文字数を言ってくる相手方にも腹立たしいし、何より短文で面白いものを書けない自分が悲しい。
そんなことをしながら電話対応もしていたので、頭の中があっち行ったりこっち行ったりの右往左往状態だった。大したことしてもないのに変に疲れた。
どうもあれこれ検査が必要になりそうな予感もしていて、あー嫌だなあ面倒だなあって気持ちになってる。明日はかなり冷えるらしい。それを聞いてさらに気持ちが沈む。こないだ出した書類の結果が届いていて、今回も期待に沿えない内容だった。無念としか言いようがないし、これだけ落ち続けてたらもう自分の価値って何だろうねっていう気持ちだよね。あーあ、うまくいかないなあ何事も。
今日は早めに横になろうと思う。