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写真撮って、日記書いてます。

イヌの気持ち

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E-510 + Zuiko Lens14-54mm F2.8-3.5

757日目。仕事の日。

 

懐かしい組み合わせだ。10年前らしい。いいカメラとレンズだった。

昨日は歯医者に行ったあと義実家に行く用事ができたので行って帰って気づいたら夜11時になっていた。探偵!ナイトスクープが始まる時間帯。

swordfish-002.hatenablog.com

 

義実家で飼っているワンコの散歩とかそういうのをしていたらあっという間に時間が過ぎていったわけで…ネコ派だけどワンコも可愛いと思う今日この頃。

しかし小型犬なのにパワーあったなアイツ。これが大型犬になったらどんだけ力強いことになるのか。柴犬可愛いしボルゾイ可愛い…コーギーもいいな…とか思うけど、散歩のことや遊ぶ場所のことを考えると「まあ、(飼うの)ちょっと止めとこか」となる。

コーギー版 家庭犬の医学 (いちばん役立つペットシリーズ)

だいいち、この団地ペット禁止だし。

ペットは飼ってみたいと思うけど、これまで飼った経験は無い。金魚とかメダカは飼ったことあるけど、ネコとかイヌとかは無い。理由は特にこれといって無いのだが、強いて言えばお金が無いのと、動物を飼うと旅行とか外出とかが気軽にできなくなること、最後を迎えるのがやっぱり辛いという点だろうか。家族がいなくなるようなものだし。ちょっと自分には耐えられないかもしれない…と考えてしまって躊躇してしまう。

あとは、ここまで書いておいてなんだけど、イヌが少々苦手ってのがある。これは子供の時に野犬に付いてこられた経験が原因だと思う。野犬としては「一緒に遊ぼ!」という感じだったのかもしれないが、当時4歳か5歳のわたしにとっては恐怖でしか無かった。どこまで行っても付いてくる。振り返ると向こうも立ち止まる。走って逃げたら向こうも走ってくる。どうすりゃいいのよ。そんな感じでずーっと付いてこられるのでちょっとしたパニックになって家に逃げ込んだように思う。

確かあれは父方の祖父母の家に遊びに来ていたときだった。アウェイだし「男の子がそんなことで」とか言われるような土地柄だし、で、ちょっとしたトラウマになってしまった。

だから昨日もワンコに触れるときはこわごわだったし、噛みつかれないか怖かった。向こうも向こうで「うう…久しぶりに見るでかい人間や…何やお前…誰やったっけ…あーあんたか、また来たんか…」みたいな感じでソワソワしてた。お互い距離の縮め方が分からない感じ。

中学生カップルか。

知らんけど。

いや、仲良いんですよ。

仲良いけど会うのが割と久しぶりなことが多いので思い出してもらうまで時間がかかるというか、仲間と再認識してもらうまでちょっとかかるというか。

一緒に散歩もしたけど、ぼんやりとしか覚えてもらえてなかったみたいだし、その辺はちょっと悲しい。印象が薄かったんだろうか。

散歩のとき、ぐいぐい引っ張るのを何とかいなして一緒に歩かせたけど、そのやり方が地味に嫌だったのだろうか。ともかく、これからはなるべく遊んで顔を覚えてもらわなきゃ。

あの時わたしを追いかけてきたイヌはどうなっただろうか。思えばわたしが小学生くらいまで野犬とか野良犬というイヌがいた。校庭に1匹入ってきたらもうそれだけでお祭り状態で、クラスの誰かが教室の窓から「あ!イヌ!」と叫んだだけで授業そっちのけになってしまった思い出。イヌが苦手だったから「早くどっか行かないかな」「こっち来たら嫌だな」と思いながら恐る恐る見ていた記憶がある。

おそらく保健所に連れていかれたのだろうが、その後の誰かに譲渡されていたらまだいい方だろう。やっぱり「アカン」ことが多いのだろうか。それなら、ちゃんと責任もって飼ってほしいし、責任持てないなら飼わないでほしい。

椎名誠の著作ではよくイヌの話が出てくるが、繋がれたイヌは日本だけとかいうのも頻出する。あれほんとなのかなと思うし、イヌを飼うことの責任みたいな話とも取れるし、イヌとしては飼われない自由とかいう権利があるかもしれないし、というのをぼんやり思ってしまう。なんせ向こうには言葉が通じないからなあ。

わたしが出会ったイヌたちはどんなことを思っていたのだろうか。そんなことを仕事の合間に考えたが、忙しすぎてまとまらなかった。

 

とりあえず頭のフォルダのどこかに詰めておく。