iPhone8 Plus
1000日目。仕事の日。
自分で数えているのでおそらくちょっとズレがあるかもしれないが、例のアレこと緊急事態宣言の第1回目発出から数えて1000日が経った（だいたい）。
はあ。もうそうなるのですか。
まさか発出の記者会見に臨んでいた人物が衝撃的な事件でもうこの世にいない、なんてこと、当時は思いもしなかった。それが一番の驚きというか。おそらく当人が一番驚いているとは思うが。
1000日くらいで屋内マスクの外す・外さないの議論が出てきたというのも興味深い。1000日前は未知のウィルスでマスクてしないヤツは非国民だ的な雰囲気すら漂ったし、反対にマスクしてるヤツは自分が無いとかそういう話も出てくるし、んでもってマスクは買えない、アベノマスクは中々届かない、在宅になったからミシンで布マスク作る、ミシンが入荷待ち、とまあマスクをめぐっても色々あったなあと遠い目をしたくなる。
仕事の方は消毒と検温という作業が加わったことから人的労力を大きく使うことになり、現場が疲弊して大変なことになった。自動で検温できる機械も精度や速度がさまざまで「この値段でこんな（しょぼい）性能かよ」みたいなのを掴まされていたところもあった。なんていうか、あれももうただの儀式みたいになってるし、検温で熱があったとしても誰も画面見てないから入り放題になってるところすらある。消毒液も補充されてないところすらあった。
当初と現在とではもう大きく変わっている。
そういえば、あのトイレットペーパー買いだめの行列は1ヶ月ちょっとで解消されたけど、あの時買いだめしていた人たちはどうしただろうか。トイレットペーパーは消耗品だからたくさん買っててもまあなんとかなるかな、とは思うのだが、家のどこかで在庫になっていないだろうか。そんな余計な心配をしてしまう。あの時の行列と買いだめの話はきちんと記録しておきたい。
大きく変わったのは、ホビー系の入手だろう。いや、ネットを介した買い物のうち転売が行われるようになった点か。ガンプラなんかいまだに満足に入手できないキットもある。予約開始されても10分で売り切れ、Amazonの場合なんか転売ヤーからの出品で3倍くらいの値段がついてることすらある。欲しい反面、その値段ではなあ…と見送ったキットも多い。ミニ四駆系だとキット入手難易度はそこまで高くないが、走行させるコースに行きづらくなったのはある。行き帰り、コースの現場等での感染の可能性が頭をよぎるようになり、「じゃあまあ、今回はいいか」みたいな感じで、この２年ほどきている。気持ちはあるけど、なかなか動けなくなってしまった。
この1000日で家を出てぶらぶらするよりもインドアがかなり増えたし、そのインドアも少々無気力な、ダラダラと過ごしてしまう日が増えたような気がする。今1000日前の感覚に戻れと言われてもそれは無理だ。多分ものすごくしんどくなるだろう。そのくらい変わったように思う。
これまでの1000日で変わったことを単純に書いてみただけでも結構出てきた。これからの1000日ではどれだけ変わるだろうか。むしろ変わらないものがあるだろうか。この日記でどこまで記録する・書き残せるだろうか。
そんなことを思いながら昼食を食べた。３年前と変わらないのは自分の作るお弁当の低クオリティくらいか。
