久しぶりにD80とシグマの「10倍ズーム」のレンズを持ち出して、藤崎宮の祭を撮影してきた。といっても午前はあれこれ作業してたので、午後の随兵(ずいびょう)行列・飾り馬の方だけを撮影。
この祭を見るのも久しぶりだ。
熊本県下には類似した祭礼があるけれどだいたい馬が出る。
あ、でも天草の祭礼はまた違うな。獅子舞にしても中国的な要素がほとんどみえない。藤崎宮や八代の妙見祭なんかどこか中国的な感じがするんだけど(色づかいとか造形とか)、長崎に近い天草がそんな感じになってないのがなぜなのかはわからなかった。
鈴木代官時代に変わったんかな。
馬刺しやの看板の前をゆく飾り馬。この子たちは確か農耕馬というかそういう種類を連れてくるんじゃなかったかな。
今はそんなことはないけれど、文献とかにはこうした飾馬を見物人の中にけしかけてけが人やら死人やらを出した、それが祭りの醍醐味みたいなことが残されてるそうだ。明治とか江戸のころの話。
まぁあんな丸太みたいな足で蹴っ飛ばされたら怪我どころじゃすまないわな。
んで、このシグマの10倍ズームがなかなか難しい。
何年前に買ったのかちょっと忘れたけれど、使い勝手がいいので重宝している1本。ただし、
- 回折みたいな状態になりやすい
- 白飛びしやすい
- 設定がかってにかわる
という問題も抱えてたりする。白飛びしちゃうのはまぁD80と組み合わせるから仕方ないことなんだろうけど、晴天の日にF16くらいまで絞っちゃうと像が変にぼやけていて、拡大して「線が二重になってる―!」という具合。絞りすぎだったようだけど、晴れた日ってほら、絞りたくなっちゃうじゃないいろいろと。
設定が勝手に変わるのはなんでだろうね、露出補正とかが勝手に-1.0になってたときはどうしたもんかと思ったよ。サードパーティー製だから仕方ない部分もあるんだろうけど、こういう祭なんかは設定が勝手に変わってしまうと非常に困る。やはり高くても純正を買っといた方がよかったかな。
まぁともかく。このあとコンビニでハイボール買って飲んで、それから例の餃子屋さんにいって1人反省会をしたのでした。
装備持ってくたくたになったけど、撮影ってやっぱり面白いなぁと改めて思いました。